踏みとどまれるか、ここは正念場

orion10142004-09-15

J2川崎フロンターレは、今節あるいは次節にはJ1昇格が決定することは間違いないところです。
それにしてもJ2は、2、3位争いが大混戦となっており最後まで息が抜けない状態となっております。

このところの戦いぶりからみて、ライバルチームごとの直接対決はもちろんですが、2位争いのポイントを握るのは、守備が安定してきた鳥栖、もしくは監督が代わった湘南の2チームが握っているような気がしています。

併せて、昇格後の川崎がどのような戦い方をするのか、ジュニーニョのJ1最下位・柏へのレンタル移籍の話もありますので、昇格後の川崎も鍵を握っているかも知れません。
この辺りのことは、Drinking AgainさんのBLOGにて、チームごとに細かく分析されています。

アビスパの課題は攻撃力でしょうか。
電柱太田は復帰したもののFWと両サイドのバランスや連携した攻撃が昨年の今頃のような状態に戻ればいいのですが。汗かきベンチーニョ退団の後に新加入のエジウソンが今いちなだけに、ちと心配ですが、第4クール(最終クール)の最初の4試合で乗れるかどうかでしょうか。
34節横浜(H)の後、大宮戦(A)、京都戦(H)、仙台戦(A)と、ライバルとの戦いが続きます。その後は、札幌(H)、甲府(A)、水戸(H)、川崎(H)、湘南(A)、鳥栖(H)、山形(A)と、最終戦まで残り11試合の第4クールが続きますが、やはりこれからの4試合が来季を左右するピークだと思います。
この4試合で勝ち点10であれば少し抜け出せる、もしくは7以上であれば残留争いに踏みとどまる可能性が強くなるでしょう。
それこそ死にもの狂いで”魂を見せる”戦いができるかどうか、いずれのチームもここが踏ん張りどころであることは間違いありません。

私が先週末に鳥栖スタジアムで見た甲府は、少し下り坂と見ました。小倉にも疲れが見えてきていますし(キレがなくなってる)チームとしても得点力が明らかに減少しています。
また、このところ失点が多すぎる京都も守備陣が不調で、その点を立て直す時間があるかどうか。立て直せば攻撃力は侮れないだけに、大宮、山形と並び、踏みとどまることができるでしょう。
最後は、修羅場の経験を踏んでいる仙台(前節の札幌戦の敗戦は痛く大変厳しい状況)と、福岡がマッチレースで残りそうな気もしています。

アビスパ福岡は、ここが残留争いに踏みとどまるチャンスであり、正念場となっています。
チームコンディションや相手チーム対策はもちろんのこと、後はサポの”後押し”が重要だろう。

目立ちたがり、ふたり

今日のスポ新ネタ。ライブドアの堀江氏とシダックスの社長と握手する写真が掲載されていた。

『テレビ東京の経済番組「サムライ魂(スピリット)」の収録のため、時の人同士が初めて顔を合わせた』とのこと。合併問題で揺れるプロ野球界だけに、この2人の組み合わせはネタとしては面白い。シダックスは、給食センターから始まって着実に歩いてる会社。自分も良く知る会社だけに興味深いが。おそらく話しが進展しても堀江氏とは組まないだろうと私は思う。


楽天三木谷社長は、7月に、「サッカーで良かった。プロ野球には全く関心がない」と言っていたが、その舌の根も乾かぬうちに、なんと、『プロ野球に球団経営参入を検討』とのこと(笑)
こういった目立ちたがり人間の言うことは半分も聞いておけばいいとは思うが、ここは資金だけはあるだけに(イルハン招致で失敗したばかりだけど)Jリーグと併せ持つというのか?楽天にとって商売になりそうなのはプロ野球のような気もするが。機構側はそう簡単に動くのか。

infoseekにはお世話になってるので余り言えないけど(笑)「(プロ野球は)ややこしくて、かかわりたくないですね」って、誰が言ってたのだろうか。



*写真は、熊本随一の繁華街にある「鶴屋百貨店」の壁面に大きく掲げられた大型懸垂幕。
「くまもとにJリーグチームを作ろう」(正面のホテル日航より先週、携帯カメラにて写す)