女子日本代表

世紀の決戦は、今夕。強豪北朝鮮に勝利すれば男子とともにアテネ出場決定。
テレビ朝日の本日の番組編成は特別枠だ。午後11時半まで4時間半のライブ中継。
7時より「アテネ五輪アジア地区女子最終予選・準決勝『日本代表対北朝鮮代表』解説/セルジオ越後松木安太郎
松木さんには余計な解説抜きで100%応援モードで、是非!・笑)できれば国立へ行き、応援したかったが。
9時22分より「サッカー男子五輪代表(U−23)国際強化試合『日本代表対ギリシア選抜』解説/堀池巧

女子日本代表には、ヒデも熱いメッセージ>

<日本代表メンバー>
GK:1 山郷のぞみ
DF:2 矢野喬子、3 磯崎浩美(cap)、13 下小鶴綾、5 川上直子
MF:6 酒井與惠、7 山本絵美、8 宮本ともみ、10 澤穂希
FW:9 荒川恵理子、11 大谷未央北朝鮮代表メンバー>
GK:1 リ・ジョンヒ(cap)
DF:6 ラ・ミエ、2 ユン・インシル、17 ヤン・キョンヒ、12 チャン・オックキョン
MF:8 ソク・チュンミョン、11 ユン・ヨンヒ、19 リ・ヒャンオク、14 オ・クムラン
FW:7 リ・クムスク、10 チン・ビョルヒ


『勝てばアテネへ、負ければ夢は潰える――五輪出場権をかけた、まさに大一番。これまで日本は北朝鮮には7連敗中。しかし上田栄治監督は、この日のために1年半をかけて強化を続けてきた。新戦力も台頭し、2003ワールドカップの頃よりパワーアップした日本。強敵を打ち破り、アテネへの切符をつかめ!』(スポナビより抜粋)

試合開始前:思った以上に観衆多し、2本の棒(ビニール?)を両手に揺らす赤い北朝鮮、ゴール裏には巨大フラッグも準備、もちろん、日本代表のゴール裏は青く染まっている。歓声と熱気は非常に高く青が圧倒。両国サポーターの幅広の境界とバックスタンド上部は観衆を入れていない。
試合開始、日本はやや攻撃的に前がかり。北朝鮮は守備的か。ルーズボールは日本。前半3分日本FKからの攻撃、ゴール前まで詰める展開、非常に惜しい。Lリーグ3年連続得点王の大谷も攻撃にからむ。惜しいヘディングあり。
やはりサポの大歓声は、日本の選手たちの背中を押している感じ。
両チームともに、前線と守備がやや伸びきった感じでもう少しコンパクトさが欲しい気もするが。
日本押し気味の展開の中、前半11分、9番荒川のゴール前右からのGKと1対1になってのシュートで1点!良し。いい時間帯に得点。大谷とともに荒川は足元がしっかりしてなかなかの好選手。
前半は日本がシュート数も多く、いいリズム。それにしても前線とを守備間が空いているのが気になる。セカンドボールを相手に取られるようになると苦しいが北朝鮮は前半やや抑え目に見える。前半終了間際、次第に何度か北朝鮮がゴール前に詰め寄り始める。ヘディング得意の北朝鮮にはセットプレーには要注意だが。日本なんとかクリアを続ける。
日本、澤を中心にいい連携をしてプレスも強く、中盤を支配している感じ。
前半終了間際、荒川からの低いセンタリングを、なんと相手DFが綺麗に(!)オウンゴール。前半は2−0。

後半開始:日本は前半のリズムのまま最初の10分をしっかり守りきりたいところ。後半8分、前半良く動いていた荒川が丸山に交代。(最近の女子選手はなかなかの美形多し・笑)しかし、この国立の雰囲気はなんなんだ。サポーターと選手が完全に一体感。仏WCアジア予選のような行き詰る雰囲気と高揚感。どっかの代表チームも早くこうなって欲しいが(悲)
北朝鮮が次第に前へ詰め始めチャンスを作り始める。セットプレーだけは集中して守りたいところ。
後半19分、日本、セットプレーから、宮本のクロスを大谷ゴール!!日本なんと、3−0でリード。
それにしても、GK山郷さんの集中力もすごい。北朝鮮のミドル気味の強烈シュートをジャンピングセーブでなんとか逃れる。
後半27分、よく動いていた中盤の川上を山岸に交代。日本選手そろそろ疲れが出る時間だが、サポーターの大声援の後押しで、今の所凡ミスもなく、みんなが集中している。
後半30分過ぎから北朝鮮チャンス多し、しかし日本、ゴール前の守りもGK山郷さんを中心に守備陣の驚異的な守りと集中力は神がかりとも言えるほど。息詰まる展開。北朝鮮の当たりも強烈。疲れでみんなフラフラ。ガンバレニッポン!あと10分を切ったぞ。五輪出場まであと10分。
後半38分、上田監督の冷静な3度目の選手交代はサイドで良く守っていた山本を柳田に交代。
ロスタイムは、なんと5分。国立のサポーターの大声援はとどまるところ知らず。みんなの気持ちやみんなの想いがひとつになって、選手を後押ししてる。必死に守る選手も一体となっている。ベンチの選手も、みんな乗り出し集中してる。ピッチで、澤が声を出し、集中切らさぬよう必死になって叫んでいる。
試合終了、日本、見事に3−0!良かった、ヨカッタ。