セリエA第31節「モデナ(15位)VSサンプドリア(7位)」

残り4試合でUEFA杯圏内入りを目指すサンプドリアは、アウェーで、降格圏内にあるモデナと戦う。
右MFディアナの累積警告による出場停止でヤナギにも”ようやく”先発のチャンスがきた。
途中出場は、13試合、先発となると10月のミラン戦に次ぐチーム加入後2度目。
ヤナギの公式HPのリポートによると
『ノヴェリーノ監督が練習後、会見に応じた。「柳沢は調子がいいので明日の試合ではチームに貢献してくれるだろう。加入1年目でチームに合わないとか環境になれないということは誰もが体験することで、私は柳沢に何の不満も感じていない。不満があるとすれば、日本代表の招集が多すぎてコミュニケーションが図れないことだ。ただ、今、柳沢は重要な経験をしている。今年1年、努力していることが大事なんだ」

会見後、指揮官は日本人報道陣に歩み寄り、アバンティ(イタリア語で“前に行け”の意)を日本語でどう発音するのかを入念にたずねた。試合で柳沢に指示をする際に、用いると思われる。』

これはタラレバであるが、サンプドリアには2番手FWフラーキが怪我をし出場できない時期があった。
その年末に(11月から12月)ヤナギは自チームに専念すべきであった。
開幕から8戦連続で出場していたヤナギも、最近はベンチに入ることさえ難しくなった。
イタリアと日本や他国を代表のゲームの為に行き来するうちに、ヤナギの地位は完璧に危ういものになったし
最近は、彼も行く末を迷っている様子だ。
おそらく今のままでは来シーズンのサンプドリアでのレンタル延長はないだろう。
鹿島に戻るのか、他チームへ行く道を探るのか、ここ3週間が大きなヤマだと思う。
モデナ戦、もしかしたらサンプドリアのユニフォームを着てゲームに出場する最期のゲームになる
のかも知れない。
しかし、もはやスカパーからも見向きもされない彼は、モデナ戦、中継も録画もしないらしい(笑)

さてこの試合。ノベリーノは、「アヴァンティ(行けーっ!)」をゲーム中に何度叫ぶのだろうか。
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24日、ベルギーリーグゾルダーの隆行は、4試合ぶりに先発出場したが得点に絡めずチームは1−4で敗れた。
これについてはいつもながら中田徹さんの素晴らしい報告もありますが。
プレミアリーグフラムの稲本は、後半31分から出場しチームは2−0で快勝した。
ブンデスリーグハンブルガーSVの高原は、ベンチ入りせず、チームは4−2で勝利した。