興奮のるつぼ・・

準々決勝【イングランドVSポルトガル
準々決勝にはもったいない、決勝の試合にとっておいても、おかしくないような素晴らしい試合でした。
選手たちも、本当に良くやりました。観てるこちらが酸欠状態になるような息詰まるゲームでした。
圧倒的にボールを支配するポルトガルの、雨あられのようなシュートを、枠内にシュートされないようにケアしながら、決定的な場面では身を挺して全員で守るイングランド
両チームの素晴らしい戦いに魅入ってしまいメモをとっていませんが、2−2のドローで延長戦、決着がつかずにPK戦となりましたが、こうなると、どちらにも負けて欲しくないと思いながら、見ていました。
死闘を制したのは最後にPKを自ら蹴ったGKリカルド(スポルディング)でした。これはポルトガルにとっていい決着の仕方だったと思います。6−5PKで地元開催国が準決勝へ進みました。
ポルトガルはこの流れに乗って、欧州CLに引き続いて栄冠を手にするのでしょうか。

これでサッカー大国と言われる国内リーグを持つ国はすべて敗退しました。
イタリア、ドイツ、スペイン、イングランド。いずれもリーグ戦やカップ戦、CLと戦ってきた疲労が原因でしょうか。

今朝のスポ新ネタによると、02年WC準優勝監督のドイツのフェラー監督が辞任とのビッグニュース。ユーロのグループリーグでチェコの二軍に敗れたのが、余程ドイツの威信を貶めたのでしょうか。
スペインのサエス監督やイタリアのトラパットーニ監督らの辞任も避けられない、との”放置”の記事も。

果たして、前評判の高かったフランスが最後は勝ち残るのかどうか、予断を許しませんが、フランスは明朝、新興国
ギリシアと戦います。私は圧倒的な応援団を送り込むだろうフランスでなく、ギリシアを応援したいと思っています。
楽しみです。

この準々決勝は、この大会にとっても重要な試合でしたが、そのゲームの笛を吹いたウルス・マイヤーさんは、さすがにいい審判でした。イングランドの3点目となったかも知れないキャンベルのゴールを、ファウルにした判定も堂々としていましたし、海千山千の選手たちに対し終始、毅然としていました。

ゲームを振り返ったり、ゲームの細かい流れはmasserさんのblogが的確で、素晴らしいです。