「万引き犯の車にしがみつく」社員が200メートル

『4日午後1時15分ごろ、福岡県のホームセンターで、男女2人が掃除機2台を盗み車に積み込むのを男性社員(43)が発見、逃走する車にしがみついた。
 車は店舗の敷地を約200メートル走ったが、男性社員が助手席の窓に上半身を入れたまま離れなかったため、あきらめて停車。社員らが運転していた2人を取り押さえ、筑紫野署が強盗致傷の現行犯で逮捕した。社員は左足打撲のけがを負った。』(サンケイより)

たまたま知り合いだったので、事件の翌日、犯人を捕まえた勇敢な(笑)本人に電話すると、怪我はたいしたことはなさそうで何よりだった。
それにしても犯人は普通の「窃盗」ではなく「強盗」となり、おまけに怪我までさせたとなれば、普通の万引きの罪とは比較にならない位大きな罪になりそう。バカなことをしたものだ。
犯人を捕まえた本人は警察から表彰位はされるだろうが、本人の言によると怪我をして痛がっているのにも関わらず、警察は事情徴収のため長時間彼を拘束したらしい(笑)なんということだ。
長時間の事情徴収後、夜中に病院へ行かせたらしいが、警察の扱いには大変に怒ってた。この、官憲体質。
「で、どうやって取り押さえたのよ」と小柄なY君に聞くと。「身体半身を窓から車内に乗り出した中、両腕を使って、ハンドル持って運転している犯人の両腕を掴んだ。」そしたら、「急ブレーキ踏んでくれて、命拾いした」とのこと。あとは追っかけてきた数名で取り押さえた、と話していた。
身近に勇敢な人間がいることを誇りに思うが、実は、自分も随分前に、窃盗犯に猛タックルして犯人を捕まえたことがあるので、彼の”興奮”加減は理解できた(笑)