アジア最終予選、序盤の展望

アジア最終予選 第1戦の結果

 Ⅰグループ       韓 国 2−0 クウェート
        ウズベキスタン 1−1 サウジアラビア

 Ⅱグループ      日 本 2−1 北朝鮮
          バーレーン 0−0 イラン

アジア最終予選の第2戦は、第Ⅱグループがイラン対日本。
第Ⅰグループも勝ち点3を上げた韓国が、アウェーでサウジアラビアと戦う。
いずれにしても、グループリーグ第2試合目(3月25日)で、第1戦で勝ち点3を上げ首位に立ったチームが、そこで連勝となれば、大きく抜け出し有利な状況となる。
■それほど差がない第Ⅱグループ
イランとバーレーンの戦いは、0−0のドロー。
試合から数日が経過した今日になって録画をようやく見れたが、しかもゲーム内容はまったりしたドンづまりの戦いで、前近代的な眠くなるような、試合内容だった。
このままのゲームをしてくれたなら、どちらのチームともそれ程危険ではないと思った。
しかし、両チームとも決して甘くみれないし、侮れないと私は思う。
第Ⅱグループは、おそらく、最後まで見通しの立たない戦況になると思っている。
次回イラン代表は、ホームでの日本相手。ホームに立ったイランは、相当な覚悟でくることが予想される。
何故なら、次戦の、日本に敗れれば勝ち点差(日本6、イラン1)で相当な開きが出るからだ。そうなればイランは3位の目も出てくる。イランにとっては、第2戦が序盤の最重要ゲームともいえる。

A.日本がイランに勝ち、バーレーン北朝鮮に勝った場合
          勝ち点
  日 本    6
  バーレーン    4
  イラン    1
B.日本がイランに負け、バーレーン北朝鮮に勝った場合
        勝ち点
  イラン    4
  バーレーン  4
  日 本    3
C.日本がイランと引き分け、バーレーン北朝鮮に勝った場合
        勝ち点
  日 本    4
  バーレーン  4
  イラン    2

イランが日本に勝てば、3すくみ(日本はその時点で3位)となり、日本は、バーレーンとの戦いが、序盤の大きな、大きな、ポイントゲームになると思われる。
最終予選は、2位で全然OKなので、やはり第3戦のバーレーンと、どう対戦するかが序盤の大きなポイントになると思われる。
■日本代表のチーム編成
3月25日アウェーのイラン代表戦、3月30日のホームでのバーレーン代表戦について、私の希望は、こうだ。

イランとは、テヘランに、ヒデ、俊輔、ヤナギ、小野、浩二、松井、大久保、福田ら海外組を集め、
彼らを中心にチーム編成。(このゲームには、三都主、田中マコの累積欠場が決定)
バーレーンとは、十分な準備をした上て国内組みだけで。

その場合は、バーレーン戦メンバーの中心は、イランへは遠征させない方が良いだろう。多少は変化しつつあるが、ジーコに限って絶対とも言ってよいくらいにそうはしないだろうが。
当然のことながら次戦は、北朝鮮戦とのゲームを十分に分析・反省した上で対策すべきと思う。

最終予選とは直接は関係ないが、
2年前の日本代表はどうだったか確認したくて、今日は、夕方から03年コンフェデ杯グループリーグ第2戦、サンテティエンヌでのフランス代表(控え組中心)との録画を見た。