「大好きな神戸、ありがとう」

神戸ユニでのカズの勇姿はこの日が最後となった。

KING・カズのひたむきさ。
サッカーへの揺るがぬ熱情。
そのキラキラと輝く瞳は、ただ只管さわやかでしかない。
ここに、KING・カズへエールを送るとともに、J2クラブへの移籍を心から歓迎したい。

エルゴラは、表紙でカズの過去の経緯を炙り出しながらつまらぬドラマ仕立てにしていた。
しかし、いつもいつでもカズは前しか向いていない。
筆者は、おそらくJ2など大して観戦してないのだろうが。奥深くしかも裾野が広がったJ2は、十分にカズの働き場所である。
J1”だけ”でなく、それ以下の裾野にこそ日本サッカーの未来が一杯に詰まっているのだ。

日本サッカーの未来へ足を向け踏み出したカズの決断にエールを。
(写真:7.26キャナルシティにて)