南北戦

東アジア選手権大会【韓国ー北朝鮮】:全州(*1チョンジュ)ワールドカップスタジアム

攻めても、攻めても入らない韓国。
なんとしても勝ち点3、の思いが暑い夏の夜の足を走らせる。
攣りそうになるふくらはぎ。
直立できないヨタつく両足。
それでも攻め続ける。
時間の経過とともに呼吸はあえぎ 足はついていかない。

守る北朝鮮。
軍隊で鍛えた肩をブツけあう。
相変わらずGKは軽くて危ないのだが。
ゴールの前に一列になって 若い選手たちは懸命に守り倒す。
北のゴル裏には統一旗。

12年ぶりの南北代表戦だというが、ドローは筋書き通りか。
激しい戦いだったが、対する日本代表の時とは違う空気が漂っていた。
スタジアムは、1階が6割、2階席が2割程度。南北戦に狂乱の激しい応援は見えず。

*1:百済の古都・全州は李朝発祥の地であり音楽の都でもある