肥後の国に大津あり

高校サッカー選手権大会は12月30日に国立競技場で開幕する。決勝は1月9日(月)国立競技場。
以下、サッカー王国九州8県の対戦日程。

[1回戦]12月31日
東福岡(福岡)ー伊勢崎商(群馬)
佐賀東(佐賀)ー丸岡(福井)
柳ケ浦(大分)ー青森山田(青森)
那覇西(沖縄)ー遠野(岩手)

[2回戦]1月2日
大津(熊本)ー北海(北海道)
国見(長崎)ー富山一(富山)    
鵬翔(宮崎)ー鹿島学園(茨城)   
鹿児島実業(鹿児島)ー上田西(長野)

世評は、「鹿児島実と青森山田が中心」だそうだが。
個人的には今大会は大津高校(熊本)に注目していきたい。どうやら3−6−1で戦いそうな地元の東福岡は無論だが。
九州勢は、小嶺先生の最終年というのに国見(長崎)はいつもの国見でなく、鵬翔(宮崎)も鹿児島実業(鹿児島)も前年ほどには抜けてはいないらしい。
それにしても大津の選手たちの就職先といったら凄いじゃないか。

GK武田洋平:190/77、清水エスパルス
DF坂本和哉:180/65、浦和レッドダイヤモンズ
MF本田真吾:175/73、アビスパ福岡
FW市原大嗣:180/73、大分トリニータ

土肥(FC)櫛野(千葉)らを輩出した大津はGK王国でもあるが、武田は190cmと大型GK。
ハードマークと激しい当たりしかも柔らかなパスを供給するボランチ本田は、今季入団の城後とともにアビスパの星になれる可能性を秘めている。
彼らは練習試合ではあったが、熊本でU−18日本代表を3−0で粉砕した。控え中心であってもその世代を代表する選手たち相手に完勝した。
このチームの強さの元はセンターラインにあるようだ。大津には注目していきたい。