大分トリニータと「チーム運営」

昨日書き漏れたのですが、
大分トリニータは、県や市など諸官庁(またあの中津江村等も協賛し)、地元企業、地元マスコミ、チーム、ボランティアなどのこれまでの地域をあげた地道な活動が、現在の安定した観客数に繋がっていると思います。
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孝行シートや、レディースクラブや、こういった地道な活動が今日を支えている訳で。ADボードスポンサーが37社、クラブオフィシャルスポンサーは、なんと66社、クラブスポンサーは250社以上を数えます。
チームも、ゲーム前に試合に出ない若手のサイン会をスタジアム売店の横で開催する等、積極的にサポーターの中に入り込んでいるような気がしました。
この日、数多く見られた小さな子供たちのチームユニやチームTシャツ姿にはほとんど選手のサインがありましたので、ここでもチームの普段の努力を感じることができました。
大分トリニータは、5月2日のセレッソ戦後、スタジアムそばの広場で、たくさんのサポーターを無料招待し開催する「フットボールクラブミュージックナイト」小室哲哉氏とKEIKO氏を向かえての音楽イベントで、なかなか画期的なものだと、私は思いました。
ゲーム前やハーフタイムでの競技場内のアナウンスでも告知されていましたが、小室氏はかなりなトリニータサポで、毎試合観戦しているとか。
多分TV観戦とは思うけど、チームと音楽プロデューサとのマッチングは非常に面白いと思いました。場内のスクリーンでも小室氏がビデオ出演していましたが、これによると今後、小室氏は本格的にトリニータの”応援体制”に入る様子です。
これに、名匠ベルガーさんの指導でチーム強化が図れ好成績を積み重ねれば、安定したチーム運営に近づくものと思います。
楽天・神戸も色々と試行しようとしているようですが。
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J1新潟、J2仙台、そして大分の成功事例は、鳥栖など苦境に陥ったチームに必ずや参考になるものと思います。
アビスパ福岡も、昨日、株主総会が開催され、前年度の決算発表によると単年度黒字になったようで、累積赤字はまだまだ大きくても、チーム運営において、これはひとつの明るい兆しになると思います。