悩ましいけど贅沢な山本さん「OA考察その1」

orion10142004-05-14

オーバーエイジ枠の議論は少し収まっているように見えるが、そろそろ山本さんも五輪に対するチーム作りを決めないといけない時期にきている。
多くの手ごまと持ち駒から選ぶことになるのだろうけど、山本さんがどのようなサッカーがしたいのか、どういうチームでアテネ五輪本大会を戦って行くのか。
トルシエ監督時代の「ナイジェリアユース⇒シドニー五輪⇒アジア杯⇒02年WC」という長期的視野と展望に適ったチーム作りとは違って、今回のアテネ五輪は、違った意味で興味深い。
さて、引き出しを数多くもってらっしゃるケット・シーさんはどのように考えるのだろうか興味深い。
この時点で、まずは「私の候補」としてMF小野+FW柳沢+GK曽ケ端の名前を挙げたのだが。
オランダのチームが、中心選手を五輪のために離すかどうかが決め手になるでしょうが、本人は希望しているとの情報もあるがU23代表では弱点と見られている左サイドに「小野が入るかどうか」は、今回の五輪代表にとっては決定的な選手になると思う。
ポストもできて前線でゲームも作れしかも平山や高松を活かせるヤナギが入ることよりも、精神的にも主将としてチームをまとめることができる小野の、その存在は、このチームにとっては何より大きい。
山本さんの強い想いと、日本サッカー協会の交渉力が求められるが。
私は、これまでのDF面のひ弱さをオーバー枠でカバーできないか、と考えている。宮本、森岡田中誠中田浩、のいずれか一人。いずれも山本さんとは繋がりもあるし、チームのまとめ役として中心になれる存在である。DFは、できればロングフィードに長けた選手が欲しい。
今の時点では、可能性は別にして、山本さんなら、ということで、小野、明神、宮本の名を挙げよう。
U−23世代は、パサーが不足しているが、攻撃面ではなかなかのタレント揃いだと思うし、やはり本番は守りの強化が重要な気がする。
できれば、GKも欲しいけど。そちらを優先すれば、小野、宮本、曽ケ端か。
宮本版ラインディフェンスに小野が絡めば面白いゲームが作れる。
3人が入ればジーコジャパンにだっていい試合すると思うのだが。
これに戸田・明神入れて、そのままこのチーム主体でドイツ目指しても結構ですが。