3歳の頃から職人の世界にはあこがれていた

昔から手に職を持った方が好きで、そのほとんどがしゃべりが苦手な無口で朴訥な者が多いのだが。

私は、彼らが持っている雰囲気や味(風味)、人間力といったものが大好きである。
小さい頃、近所の建具職人の手さばきと工場の匂いが好きで、毎日、飽きずにジッと眺めていたものだ。
私の友人にも、大工、家具職人、左官職人、配管工、板前、コックなどがいて、長い付き合いをしている。
中でも、2年ほどカナダへ留学させた娘を昨年ICUにやった配管工とは家族同然の付き合いだ。
最近は、こちらの板金通信(blog)は毎日楽しみに覗いている。
こちらには、タケちゃん、ケンちゃんの作品が紹介されているが、時々写真を眺めては、
ステキな作品にうっとりしている。(笑)
日本で、伝統的に面々と繋がり伝えられ、そして磨きこまれてきた職人ワザは、ドイツやスイスの職人さんと
同じく、世界に誇れるもののひとつである。

ただあこがれるだけの私には、誇るべき技は何もないが。