「イングランドに吼える」

さて、その隆行がFWの中心になるだろうイングランド遠征。
このところの代表戦で決定力を見せ続けているクボタツの右膝の怪我は別メニュー。高原は心配な胸の違和感。
この遠征のFWは、隆行中心で回りそう。
隆行ーヤナギ、隆行ー玉田に本山を織り込んで2戦を戦うだろうジーコ
隆行の前線からのプレスと3バックとなれば、代表戦にも少しは楽しみが見いだせそう。トップ下と左右両サイドの人選は、大事にはなってくるだろう。
それにしても、ジーコは余程、俊輔がお気に入りのようで。サンスポの記者の記事によると、俊輔は「トップ下でしかもフリーで」やってもらうとのこと。

ヒデ不在で張り切る俊輔に、彼は彼らしくはあって、この機に確変は起こらないだろうけど、イングランドのキツいプレッシャーの大事な場面で、ボールが停滞しないことだけは祈りたい。
いつまでもアイドルであって欲しい俊輔には是非とも頑張って欲しいけど。

「僕が選ぶサッカー日本代表」にも書いたが、できれば、藤田王子をトップ下に置き彼の右手の指先ひとつと、右になんでもできるオガサ。左にはゲームメークできる小野。これを見たいのだが、果たしていつ実現するのだろうか。

・・・・<私の希望>・・・・・・・・・・<予想されるジーコの布陣>
・・ーーー隆行ーーーー柳沢ーーー・・・・ーーー隆行ーー玉田(柳沢)ー
・・ーーーーーー藤田ーーーーーー・・・・ーーーーーー俊輔ーーーーーー
・・ーー小野ーーーーーー小笠原ー・・・・ーー三都主ーーーーー藤田ーー

どちらが、得点チャンスが多く、どちらが連携や良く取れるのかは相手もあるしやってみないと答えは出ないが。
ジーコは、アイスランド代表とイングランド代表との2試合で、選手全員を試すとは言ってるけれど、選手にとっても特に欧州選手権前のイングランド代表戦はいい経験になるだろう。
右の布陣であれば、ジーコボランチに小野と稲本を考えているのだろう。その際は藤田王子の負担はかなり大きくなりそうだが。
いずれ、ボランチにヒデを希望している者としては、左の布陣も一度は実現して欲しい組み合わせではある。
どちらにしても藤田と小野を組み合わせれば、そしてこの二人を中心に、宿舎で話し合って連携作りさえすれば、楽しみなゲームにはなるだろう。
マンチェスターで誕生日を迎えたヤナギの公式HPの「リポート」によると、合宿練習初日は確か小野不在であったが、

午後からは2組に分かれミニゲームが中心だった。スタメン組と思われる黄色いビブスを着たのはGK楢崎、DF宮本、中沢、坪井、MF藤田、稲本、遠藤、三都主、中村、FW玉田、鈴木 だった。

監督目線でなく選手目線でしかないジーコよ、フリーにして、ゲームを任せるのは俊輔ではない。
任せるべきは、いつもゲームとチームが見えてる藤田王子と小野なのだ。