ユーロ2004「各グループともに2試合終える」

[PLD:試合数、W:勝ち、D:引き分け、L:負け、GS:得点、GA:失点、PTS:勝点]

【グループ A】
_______PLD_W__D__L__GS_GA_PTS
ギリシャ___2___1__1__0___3___2__4
スペイン___2___1__1__0___2___1__4
ポルトガル__2___1__0__1___3___2__3
ロシア____2___0__0__2___0___3__0

18日にも書いたように、今日の深夜のスペイン対ポルトガル戦が、Aグループのみならず、このグループリーグ全体の中でも最大の”一大決戦”といって良い。
開催国ポルトガルが、今晩で敗退してしまうかどうか。残念ながら、その可能性は大きいが。
Aグループは、組織的で好チームに仕上がっているギリシアが健闘している。

今回のギリシア代表チームの戦い方は、日本代表が参考にすべきチームと、ちまたでも言われているが。
ギリシアは決勝トーナメント進出が優勢。

【グループ B】
_______PLD_W__D__L__GS_GA_PTS
フランス___2___1__1__0___4___3__4
イングランド__2___1__0__1___4___2__3
クロアチア__2___0__2__0___2___2__2
スイス____2___0__1__1___0___3__1

2試合続けて引き分けてきたクロアチア代表の21日のイングランド戦には注目。
イングランドは、一躍ヒーローになりつつあるルーニーの活躍如何であるが、フランスに互角の戦いをしたクロアチアにも勝ち目はあると思う。

クロアチアギリシアに続いて台風の目となれるかどうか。
21日は、イングランドで、また暴動が起きるかもしれない。

参考までに、クロアチア代表の国外チーム在籍率が95・7%という注目すべき分析がこちらに掲載されています。

【グループ C】
_______PLD_W__D__L__GS_GA_PTS
スウェーデン_2___1__1__0___6___1__4
デンマーク__2___1__1__0___2___0__4
イタリア___2___0__2__0___1___1__2
ブルガリア__2___0__0__2___0___7__0

今大会の好チーム、デンマークと、ラーションを中心に決定力を発揮しているスウェーデンの戦いに注目。

デンマークには、残って欲しいが。スウェーデンも(笑)
トッティの欠場もあるが、やはりイタリアがもたついている。

ブルガリアは今回の予選を磐石の戦いで1位通過したチーム。また94年WCでは準決勝進出した。
イタリアが、そのブルガリアに対し、これまで同様引き分けるような事態になると、トーナメント進出は難しいかもしれない。

【グループ D】
_______PLD_W__D__L__GS_GA_PTS
チェコ____2___2__0__0___5___3__6
ドイツ____2___0__2__0___1___1__2
オランダ___2___0__1__1___3___4__1
ラトビア___2___0__1__1___1___2__1

死のグループと言われるDグループだが、私も大会前から予想してた通り力を発揮し、チェコがトーナメント進出第一号となった。
明け方、宿でオランダ戦を見たが、レッドカードで一人が退場したこともあるがオランダは2点のリードを守りきれず、あっさりチェコに逆転された。
やはり、「この試合の勝因は間違いなくブルックナー監督の采配でしょう。」
また23日のグループリーグ最終試合、オランダと戦う「君はラトビアを見たか」にも(笑)あの、オランダならチャンスはまだあるといって良い。
評判高いチェコは、ネドベドを中心に見てて本当に面白いゲームをする。

チェコは、このまま行けばベスト4以上の可能性が大きく今大会の最優秀チームとなるかも知れない。