クレバーな古田

タスカプレミアムさんのblogから。
玉木正之コラム「逆境こそ改革のチャンス」と題して玉木氏と古田(ヤクルト)の対談が紹介されています。
渦中の人だけに一読の価値ありだと、思います。
玉木氏は是非ともサッカーなんか語らないで(笑)彼の好きな野球にもう少し深く関わって、老人(オーナー)たちの欺瞞や思い上がりを暴いて欲しいと思っていたが。これはなかなかのいい対談だと思う。

プロ野球界の老人支配は、彼らがこの世から去らないと、終らないのだろうか。
彼らの、チームや選手の”私物化”は、唯一、市民球団である広島カープを除くとどこも同じなのかも知れない。
オーナー会の筆頭家老である渡辺氏は、相撲協会横綱審議委員でもあるわけだが、神聖な横綱を裁くことのできる立場にいる割には、クレバーな古田に対して、「分をわきまえろ」とは横柄であるとともに、酔った勢いでしゃべっているのだろうが、しゃべりがお笑い種ではある。近鉄の、経営者としては無能なサラリーマン社長も同類であるが、選手たちを敬うことのできないオーナーたちは、敬われない人々からいずれ鉄槌を下されるであろう。
本来、プロ野球は、それに憧れる少年たちの夢の中に、営々と生きるものなのだと思う。物分りの悪い目先しか見えない老人たちの行動は、その夢を壊そうとしている。

僕は昔、「野球少年だった」