罰ゲーム

先発組とサブ組をはっきりと分け、サブ組のモチベーションや先発組のコンディションを全く計算に入れないのは予想通りでしたが、日本代表はタイ戦と同じメンバーを先発させ、グループリーグでの1位通過が決まりました。後のゲームを考えれば2位通過よりも1位の方が比較的楽になるのはジーコ監督の狙い通りだったと思います。
グループリーグ3試合の中では、相手とこちらのリズムが合っていて中盤のプレスのかかり具合も攻めぎあいも見られ、比較的いいゲームだったと見ました。イランのタックルの厳しさには冷や冷やしましたが。中でも福西の健闘があると思います。
危ない場面は数回ありましたが、中沢はじめDFの3人とGK川口は安定していたと思います。後半から、イランも「引き分けでも2位」というのが選手たちの頭にあったのか最後まで厳しい場面は少なかったような気がします。ダエイの、らしくない?どっかで見覚えのある”決定的”スルー(笑)見て、余計にそう思いました。
それにしても、ゲームに見入ってしまって、灼熱の中疲れきってる俊輔や玉田、動けない三都主など少なくともそのうちの2枚は交代カード切れるのに、彼らに休みを上げなかったのは、何かの罰ゲームでもしてるんでしょうか。
その前に彼らのコンディションと今後のために先発はずすべきですが。
選手を肉体的に追い込み疲弊させ死に追いやるのではないかと思わせてしまうのは、心配のし過ぎでしょうか。今のところこういう点はコンフェデ以来全く改善されていないので、どんなに勝ち上がったところで、代表監督としてのジーコ氏に対する私の判断は変わることがありません。
以下、今後のアジア杯決勝トーナメント組み合わせ

【準々決勝】[会場/日本時間]
7月30日
A:ウズベキスタンVSバーレーン成都 19:00]
B:中国VSイラク[北京 22:00]
7月31日
C:日本VSヨルダン[重慶 19:00]
D:韓国VSイラン[済南 22:00]
【準決勝】
8月3日
Aの勝者VSCの勝者[済南 19:00]
Bの勝者VSDの勝者[北京 22:00]
【3位決定戦】
8月6日[北京 21:00]
【決勝】
8月7日 [北京 21:00]

日本のライバル、韓国は、中国ゾーン。日本はヨルダンに勝ちあがればベスト4は、ウズベクバーレーンの勝者と当たります。余程のことがない限り決勝進出は果たせそうです。
決勝で当たるのはできれば膨大で圧倒的な中国人民が後押しするホームの、中国代表と戦いたいものです。
疲れをしっかり取りどうか無事に何事もなく選手たちがいてくれることを願っています。大好きな紅白戦は程ほどにして。