クサるな紅白戦要員の選手達、ボクらはずっと見てるから

orion10142004-08-07

【アジア杯連覇】
日本代表は、13回のアジア大会で6度の出場で、3度目の優勝を飾りました。
レバノン大会に次いで連覇を果たしたことは、今回参加した選手たちの奮闘と健闘があったからこそと心からの賞賛を与えたいと思います。
また私は、決勝が開催国である中国との戦いになって本当に良かったと思いいます。
開催国として途中諸々の問題が出、特に日本代表チームに対して観客の未成熟な面や稚拙な面がクローズアップされましたが、そういうサポーターを持った中国代表相手に堂々と戦い、フェアープレーを貫いて優勝したことは日本のサッカーファンのためだけでなく、今後の中国のためにも良かったと思います、
そしてまずは何より”次世代のために”コンフェデの出場権を得たことを嬉しく思います。
試合中、選手にペットボトルもらった審判の歪んだ判断や稚拙さがあり日本代表はピッチの上では事実上12人と戦うことになりました。それでもしっかりゲームに立ち向かい全員で辛抱強くゲームを組み立てました。
この試合、できればバックアップの選手達への扱いや敬意があると尚良かったと思いますが、そういうゆとりなどこれまでもなくそしてまた今日も。
しかし、今日のところは何はさておき選手たちの頑張りを心からお祝いしたいと思います。
宮本ジャパン
それにしてもキャプテン宮本は、素晴らしいキャプテンシーでこの大会をまとめ、苦しいゲームをコントロールし、守りの中心となったばかりでなく攻撃においても、彼の指示や叱咤が大きく生きていたのだと確認できる大会でした。
併せて川口選手の代表GKとしての大いなる復活と獅子奮迅の大活躍に、心からエールを送りたいと思います。
ということで私としてはMVPは宮本、MIPに川口君を挙げておきたいと思います。殊勲、敢闘、技能の3賞は中澤に。
【クサるな紅白戦要員の選手達、ボクらはずっと見てるから】
そしてベンチにいて声を枯らしてチーム一体となって戦った選手達にも!心からのエールを送りたい。試合中の、出場の機会の叶わないのないアップに耐えてもなお。
放り出された彼らほどモチベーションコントロールに苦しみ、長い期間を自らと戦っていたのだと。
紅白戦要員として、”生ゴロシ”という表現は使ってはいけない言葉かも知れませんが、そういう状態に追いやられても尚、試合後笑顔ではしゃぐ彼らの姿に、涙をこらえることを禁じえないのは、私だけではないでしょう。親爺は、君達のためにも泣こう。
【ゆっくり休んでください】
今回、アジア杯に選ばれ大会に参加して選手達は精神的にも肉体的にも本当に疲れたことだろうと思います。喜びに沸き返る選手達にはいっときも早く休息とリフレッシュする時間を与え、協会も待ち受けるチームもできる限りの配慮をして欲しいと思います。
痛んだ足や酷使した腰そしてストレスと戦った精神。真夏の灼熱での連戦を戦った選手達が十分な状態で、無事に戦線復帰できますよう、祈っています。