ジャズやるべ♪

193、40年代のビッグバンドジャズを高校生に演らせるという「スウィングガールズ」を観た。

『「ジャズなんて、インテリ面したおっさんのモン」なんとなくそう思っていました。でも、スイングガールズがやると、こんなにキュートでカッコイイ。なんでだべ?見終ったら誰もが音楽をやりたくなる、そんな楽しい映画を目指して作りました。』
矢口史靖監督/「ひみつの花園」「ウォーターボーイズ」などの作品監督)

ネタバレになるので、ちょっとだけ。
ほとんどが楽器をやったことがない10代のキャストを、短い時間でキチンとスイングできるように演奏できるようになることにも感心したが、映画に流れるビッグバンドジャズは、観てる者の気分を軽くしノセるものだった。楽しい映画だった。
私は、トロンボーンを吹いた関口香織役の本仮屋ユイカさんが、いい味出していて好演だったと思った。
映画で挿入されるサッチモの「この素晴らしき世界」や、ナット・キング・コールの「L・O・V・E」も良かったが、彼女たちが演奏する「ムーンライトセレナーデ」にはシビれた。