美しいサッカー

オランダエールディビジョン第7節「フェイエノールトVSデンボス」を、アジアユースの後にスカパーで見た。
現在3位につけているフェイエノールトは、今季4勝1敗1分けと安定した戦いをしている。

このゲームも、小野を中心に非常にいいゲームをしていた。ボールが小野を基点に面白いように繋がって行くことと、小野自身の、ボールをもらう動きや位置取り、次の選手への指示、柔らかで美しいパスは見てて楽しかった。フェイエは、完全に小野のチームになっている。デンボスは、得点能力が低く、今季13位でまだ3得点しか奪っていない。フェイエにいいようにボールを繋がれていた。
怪我の状態もあるのだろうが、後半途中にフェイエが3得点した時点で大事をとって小野は交代した。

フェイエは、4−2と勝ち点3を順調に積み重ね、ドローのアヤックスを抜き2位と順位を上げた。
<追記>
湯浅さんがこのゲームについて語っています。

中盤ディフェンスの貢献度と、攻撃での優れたゲームメイキングコンテンツを考えれば、ボールを持つチームメイトたちが、常に小野を捜すのも道理というものです。この試合では、相手が格下ということで、小野も余裕をもってプレーしていましたが、そこで気持ちが弛んでしまうことなく、ある一定レベル以上の緊張感を維持しつづけていました。特にそのポイントを頼もしく感じたモノです。(湯浅さん)