秋の夜、涼やかにコウロギ鳴く

高松宮杯は優勝候補と言われる広島ユースが、準決勝へ駒をすすめた。

高松宮杯は、九州からは、地域代表として最多の5チームと、これにインターハイ優勝チームの国見を合わせて6チーム(全24チーム)が出場となった。
決勝トーナメントには、鹿児島実業と鵬翔(宮崎)の2チームが残り、両チームとも3日のゲームを揃って勝ち、準決勝へ駒をすすめた。
東福岡は、勝負強い桐蔭に敗れ惜しくも決勝トーナメントへは進出できなかった。

鵬翔は、プリンスリーグでは、僅差で鹿実、国見に次ぐ3位であったが、エース興梠(こうろき)君を中心とした攻撃力は今大会でも好調のようだ。一次ラウンド3試合で、ガンバユースに次ぐ14得点を上げている。
準々決勝でも興梠君の2得点と、安定した守備力で強豪桐蔭学園を2−0で破った。
準決勝(9日:国立)は、優勝候補の広島ユースと対戦する。鹿実は磐田ユースと対戦。

鵬翔のエース興梠慎三君は、1年先輩の増田がいる鹿島アントラーズへの入団が内定している。増田もユース代表に選ばれてもおかしくない逸材だが、興梠君のスペースを探すセンスと突破力は本山の後を次ぐものがあると思っている。
興梠君については、こちらのBLOGを紹介。

ゲームを動かしたのは鵬翔。コウロキくんの突破で、ハンド気味になりながらのゴール。ポジションがいいですね〜。瞬発力はかなりありそうです。飛び出しが多々見られましたん。
ドリブルでもサイドで再三突破してたな。スペースに動くから、あらゆるところで顔出ししてました。

<補足>*鹿島の公式では興梠君の名は「こうろき」君と発表しています。