ピッチは、コンパクトにワイドに使え

しかしまだ福岡は諦めてはいない、終盤追い込まれると「何が起こるかわからない」。可能性があるまで私も博多の森へ観戦に行こうと思う。

福岡は第41節(11月6日)の「博多の森」が大一番になりそうな気がする。
サポはあらゆることをやり繰りしスタンドを埋め声枯らすべきだろう。満員にすれば大きな後押しになる。

17日午後、新潟の4万2千の大声援が選手たちの後押しをする。その声が、彼らの最後の1センチを突き動かす。鹿島がどんなに攻めても、前がかりになってもサポの後押しはボールを跳ね返す。連勝する、新潟はどんどん強くなる。サポは歓喜溢れる。喜んだサポは次のゲームまで楽しい気分。そうしてまた、新潟のゲームに足を運ぶ。これこそ、「善の循環」。そう、浦和も。
鹿島の善の循環は途切れたのか、細くなったのか。平均観客数今季5千人の減。

この第41節川崎戦に1−0でも4−3でもいいから、福岡が勝利すればその後はその勢いでひょっとするかも知れない。上位チームの中では修羅場の経験の差は福岡が一番だろうから。
今の勝ち点差を見れば、少なくとも残りの試合1敗もできない。どうやらこの機に及んで(この表現には無理アリ)加入した外国人助っ人が機能し始めたようだし。16日は札幌相手にホベルトの得点で1−0。
守備の安定なしには自慢の攻撃は踊らないだろうが。両サイドが鋭く噛み合って遮二無二前がかりだった昨季の攻撃力が戻らないとすれば、僅差でも勝つには守備陣の安定が一番。
黒字化優先で攻撃陣の補強を強力にしなかったフロント。無駄に使える程資金の潤沢な神戸や京都みたいにでなくとも。川崎の成功は補強が要因なのだから。(大宮も)。山下や藤本主税や中払を戻せとはいわぬが。
ここまでもたついたのは、ハズレ外人に頼ったこととチームの補強を怠った得点力の減退なのだが。
昇格しようがしまいが、フロントは魅力的なチーム作りは継続しないといけない。