「一次予選最終戦の戦い方」その2

orion10142004-10-24

シンガ戦をジーコ”フェスタ”(祭り)だ共同通信との会見で述べたようです。具体的にはカズ(神戸)ゴン(磐田)秋田(名古屋)沢登(清水)小村(広島)の5人の名をあげています。
当然のことながらこれまで多くの場面をくぐってきた彼らに対し、敬意の念は抱きたいとは思います。
またシンガ戦は、大勢に影響しない消化試合であることから、それほど大騒ぎすることでもないとは思います。
現在のところの私の考えは、こちらで申し述べましたが、[SOCCER21]のおおやしさんのコラムで、今回の問題について具体的に4つの問題点を指摘していますので、ご紹介致します。中でもこの4つ目には強く共感するものです。

4つ目は、控え選手から出てくるであろう不満の声だ。こういう機会にチャンスを与えずに、いつチャンスを与えるのか。徹底したスタメン固定化の中でじっと耐えてきた控え選手に報いる場が無ければ、チームが崩壊する可能性すらある。プロ選手だって人の子だ。いつ「キャバクラ事件」が再発するかもしれない。早速、中澤から反対のコメントが出ているが、こうした声をもっと現場や関係者は出していくべきだ。(おおやしさん)

今後(最終戦やWC本番)を見越して「期待できる新たな選手を試す」とか、こういうゲームを利用して「チームとしての課題を強化する」という考えが元々ジーコ監督にないのと、また、シンガ戦を「テストにならない」と発言しているが、監督素人であるジーコには、どうやら「テストのやり方」自体を知らないとしか思えない。