観戦日和り

orion10142004-10-30

J2第40節【アビスパ福岡VS水戸ホーリホック】:博多の森球技場、観戦入場者は11,470人。
仕事を少し早めに切り上げ13時の試合開始に間に合うよう急いでハンドルを博多の森へ。
それにしても、駐車場から歩く博多の森は、秋晴れさわやかでサッカー観戦には非常にいい気候だった。
新潟中越地震で亡くなった方への追悼試合ということで今日はJリーグ旗もチームの旗も半旗。ゲーム前は黙祷し、選手たちの腕にも黒の腕章。

アビスパは、エジウソンがようやく機能するチームになっていた。
攻撃の基点はエジウソン。両サイドにボールを散らし山形、宮崎の突破は攻め上がりも早く水戸を圧倒していたし、守備を余りしないのが難点だが、左SBアレックスのスピード溢れる突破は、水戸の守備陣を翻弄していた。
今日は何より千代反田、川島、増川らの守備陣が安定していたし守備に関しては安心して見ることができた。9月の3連敗の要因が攻撃の組み立てがうまくいかなかったこともあるが、何より守備陣の崩壊もあったので、この4試合でようやく立て直したというところか。水戸のFWがオフサイドによく引っかかっていた。
福岡はシュート9本と少なかったが、エジウソンの位置取りやボールキープでチームとしては安定したゲームコントロールをしていた。
アビスパは、前半15分にFW有光の2試合連続ゴールで先制。昨年もそうだったが先制した福岡は相当強い。先制されると相手が前がかりになるから余計に鋭いカウンターが生きてくる。
後半36分にも、ベンチに下がった有光の後にサイドからFWに上がった山形の、技ありシュートでダメを押した。
2−0は力通りのゲームだった。
後半9分にエジウソンに代わり入った電柱・オータも、見せ場を作っていた。
9月後半に3連敗したが、10月は無傷の4連勝。

福岡はいよいよ残り試合4試合。6日に川崎(H)、20日に湘南(A)、23日に鳥栖(H)、27日に山形と続くが、第41節の川崎戦(博多の森)が今季最大の山場であろう。
川崎に勝てば残り試合4連勝の目が大きくなる。

J1大分は神戸を零封して勝ち点3で、J1残留がほぼ決定的となった。
BSで途中から見たがベルガーさんが嬉しそうに出場した選手たちのほっぺを両手ではさんで慰労していた。