がんばろう新潟

■プレハブ
車で過ごされている家族にテントが用意されるようになったという。窮屈な思いをされている人々にとってはいくらかでも足を伸ばし寛がれるのでいいとは思う。しかし、避難命令を受けた家族にとっては、雪が散らつく前の仮設住宅の建設が望まれると私は思う。
経営不振にあえぐゼネコンだが、国の被災者救助の法に則って、彼らには短時間での4,5千個のプレハブ作る能力は十分だ。
■笑顔
車での生活が続き、亡くなっている方のニュースを聞く度に思うことだが。
売れっ子で最近稼ぎが多いデューク更家や、体操のお兄さん、エキササイズの専門のお姉さん達が笑顔一杯で被災地を訪ね、健康のための体操や運動などを一緒にやったりすると気分転換にもなるよな、と思ったりする。
また金儲けに邁進している吉本興業に所属している漫才師や、そのタマゴたちが、被災地を訪ね、笑顔を増やす仕事をすることも、彼らの大きな使命だと私は思う。
マスコミには伝えずに、アルビレックス新潟の深町監督や選手達が被災地を訪ね被災者の皆さんを励ましたことを、私は大きく評価したい。これこそサッカーが持ってる可能性であり、真のサポーターとの交流だろう。
アルビレックスこそ、現在の新潟の誇りなのであるのだから。
■その道の専門家
こういう時は、素人がボランティアに出かけることよりも、その道の専門家が出かけて行くべきだろう。
私は阪神大震災の時には、水タンクや掃除道具を持って、被災者が使う仮設トイレの掃除をした。片付けたりキレイにする事もボランティアの仕事だが、人には得手不得手や得意分野があるものだ。
今回は自分には時間もなく少しのお金のカンパしかできなかったが、医者に限らず、できれば専門家が一番良い。自衛隊もそういう意味では緊急事態の専門家ではあるが、土木工事、配管工事など、ライフラインの整備を最優先することは当然のことだ。
いずれにしても地震大国の日本に住む以上は、全ての人々にとっては、明日は我が身なのだ。