「入れ替え戦」見えた。

orion10142004-11-11

遅くなりましたが。アビスパ福岡にとっては、残り4試合の終盤、重要な一戦(ターンニングポイント)と見られていた第41節、対川崎戦について、少し触れたい。
私自身は山形県営での山形VS湘南戦を観戦したのですが、実はこのゲームのことが気になりながらの観戦(敵情視察・笑)でした。

入れ替え戦見えた】(「ELGORAZO」第12号より)→*写真
『後半も福岡ペースで試合が進む。・・・「福岡は常に1人多い状態で相手に対処する」という松田監督の指示通りに、相手を囲みボールを奪う。そして膠着状態が破られたのは73分、DF増川からのボールを中央の太田がアレックスにつなぎ、左サイドを突破、そのクロスに中央の太田が合わせ勝ち越しゴール。川崎Fの攻撃を凌ぎ切った福岡が貴重な勝ち点3を挙げ、3位の山形に勝ち点差3と詰め寄った。』

「ELGORAZO」のMAN OF THE MATCHは増川に輝いた。久しぶりの先発のDF宮本のオーバーラップも良かった模様。これで5連勝と、ようやく波に乗る。昨年の後半の勢いが出てきたようだ。福岡にとっては、DF陣が好調で活躍することは、チームがいい状態である証しだ。
あとは、蔵田だろうか。
アビスパ福岡は守備陣の破綻さえなければ、追う者の強み。これまで修羅場の経験もある。おそらくアビスパは、最終戦の山形との”天王山”を制し、入れ替え戦を戦うことになるであろう。
私は、6日の山形のホームの試合ぶりを見て、今のアビスパなら2点以上は間違いないと思う。山形の中盤もいいので早めのプレスは効果的。あとは守備次第だが、お得意の先制点が入れば問題はない。