豪雨のサン・フィリッポ

前半20分過ぎ、アラレのような、雹(ヒョウ)交じりような豪雨。メッシーナは、4分2敗と、6試合連続白星なしで、慎重なムッティもテコ入れしたくなる時期。
ゲームは、日本時間午前2時の試合開始と、本読んで時間ツブすにも、いつもより中途半端な時間の試合開始。

復帰したFWザンパーニャとFWディ・ナポリの2トップで、9番11番の出揃い。ヤナギの4戦連続先発はならず。試合は中断したままその後ピッチのぬかるみ確かめて、主審の判断で延期となってしまった。
いずれにしても、試合序盤から、味方の選手にパスしてもピッチが水溜り状態でボールに急ブレーキがかかりパスが届かず、屈強なイタリア人選手に比べ、どちらかと言えばプレーが軽いヤナギ向きではなかったことは確か。

これで年内のゲームは終了し、チームはつかの間のクリスマスオフを迎えることとなった。ヤナギには昨季同様の厳しい冬が待っているが、兆しがない訳ではない。肉体的にセリエA仕様になってきているし、ここぞのコツも掴んできている。シュートの意識も強くなっている。ヤナギにボールが回る前にチャンスを潰されているのが現状。乗り越えるチャンスはまだ数多くある。
ジーコにもヤナギの名前は忘れてもらい、このままチームに専念して欲しいものだ。昨季のように移動のコンディション調整で苦しむようなら、ムッテイは使わない。サンプ時代の二の舞になるだろう。現在の好調な体調整えて、05年をスタートして欲しいものだ。