身体ならし合宿

最終予選は、2月9日(水)埼玉スタジアムにて、北朝鮮代表と初戦を戦う。そのメンバー発表は2月2日以降に行うという。
また、最終予選を前にして、日本代表はキリンチャレンジキャップ2試合を行う。
■キリンチャレンジキャップ

【対カザフスタン代表戦】
日時:1月29日(土)19時20分
会場:横浜国際競技場
【対シリア代表戦】
日時:2月2日(水)19時30分
会場:埼玉スタジアム

その前に事前合宿を行うが、本日(21日)合宿メンバーが発表された。

■合宿メンバー
GK:土肥(F東京)、川口(磐田)、楢崎(名古屋)
DF:三浦(東京V)、田中誠(磐田)、茶野(市原)、宮本(G大阪)、松田(横浜)、三都主(浦和)、中澤(横浜)、坪井(浦和)、加地(F東京)、西(磐田)
MF:藤田(磐田)、福西(磐田)、小笠原(鹿島)、本山(鹿島)、中田浩(鹿島)、遠藤(G大阪)、阿部勇(市原)、
FW:鈴木(鹿島)、久保(横浜)、玉田(柏)

■今季のJの成績と選考メンバー

 年間順位   選考メンバー
 1.横浜     3
 2.浦和     2
 3.G大阪    2
 4.市原     2
 5.磐田     5
 6.鹿島     4
 7.名古屋    1
 8.F東京    2

上記のように、選考メンバーは、Jでの活躍が認められて選ばれていた訳ではない。クラブの成績も何ら反映されたものではない。
これまでと同様、あらかじめお気に入りの代表メンバー選考集団が選定されてあり、その中から今回は国内の選手を中心にチョイスされたに過ぎない。
これは合宿メンバーである。最終的なメンバー選考は合宿後となる。
国内リーグで活躍した選手を選ぶとなれば、J1最下位のクラブの選手は選ばないだろうし、優勝の立役者であるMF奥(横浜)や、浦和のMF長谷部、FW永井、DF闘莉王などは間違いなく声がかかるだろし、G大阪のFW大黒、MF二川、市原のMF村井などは選ばれて当然だろう。ただし大黒は怪我の為に間に合わないが。
また新たな時代へ向けて、日本サッカー界の底上げを狙う上では、来季、間違いなく大きな成長が見込める田中達(浦和)や今野(F東京)、駒野(広島)、那須(横浜)など技術のある若い選手たちへも声をかけてもいい。
そういう意味では、次代を担う若者たちを、彼らが”志”高く新たな一年を踏み出すべく「合宿くらい呼べよ!」と言いたい。(クラブのサポは嫌がるだろうけど・笑)
■身体ならし合宿
発表されたメンバーを見ると、怪我をしていた坪井の復帰。阿部の選出以外に注目することもない。

おそらく最終予選は、このメンバーに海外組と言われるメンバーが入るのだろう。海外組は、FW(高原、大久保)とMF(中田英、中村、小野、稲本)の6人である。DFに限っていえば今回のこの10人の中から、最終予選を戦うメンバーがチョイスされることは決定的である。(ヤナギは敢えてハズす)

オフ明けの合宿では、フィジカル中心のトレーニングでもやるのだろう。ほかには好きな紅白戦でもやるのか。MFとFWの駒が足りないけど。
<追記>
試合前の国歌斉唱。協会の何部が選考しているのか知らないが、少なくとも声域を持ってる歌手を選ばないと、ゲーム開始前に大きなミソをつけることになる。
先日のドイツ戦の歌手は、おそらく一度も人前で君が代なんか歌ったことないのだろうし”コブシ”で誤魔化しのきかない競技場。いくら緊張したとしてもプロ。発声訓練さえ、生まれてこのかたしたことがないのではないかと思った。