週末の観戦

マルセイユ
フランスリーグ:ホーム(ベロドローム)での25節レンヌとの1戦。
マルセイユは、トルシエに変わって、ホームで1勝3敗と熱狂的な地元サポの後押しに応えていない。
現在の順位は、オーセルに次いで5位。ここ5試合は4勝1敗と好調で、CL出場圏内となる3位のモナコとはまだ勝ち点差1でしかない。

ゲームはレンヌにレッドカードが出たり、一方的ともいえる内容。3−1でマルセイユ。
時おり写るトルシエの穏やかな表情に「長い時間の経過」を感じた。

実況で、トルシエの膝の具合が悪く手術の可能性もあり、手術となれば「スグに監督を退く」とか、話題を取り上げていた。トルシエも例の調子でメディアをケムに巻いてるようだ。万が一そうなったとしたら、無論、浩二の働き場所はなくなるだろう。
今日のゲームを見る限り、浩二は余程頑張らないと先発張れないような気がした。

ユベントス
セリエAの首位ユーベは、2位ミランに勝ち点差15をつけており、アウェーでリーグ7位のパレルモとの1戦。このゲームは途中からだったが、ホームのパレルモが非常に集中した戦いを見せておりいいゲーム。チャンネル切り替えながら「ながら見」していたが、マルセイユのゲームを途中からこちらに切り替えた。

パレルモは良く守り、前線からの守備も、中盤のプレスもよく効いている。
パレルモにチャンス多く、ユーベは決定的な場面を何度も作られていた。

ユーベは、前節サンプドリア戦に0−1と完封されており、調子は下降気味。ユーベはこれで2試合連続完封負け。イタリアでは大きなニュースに違いないが、しかし、まだ一大事ではない。
内容ある戦いをしたパレルモは、歓喜の勝ち点3だった。

[ヒデのフィオレンティ−ナ]
前節ユーベに勝ったサンプドリアは、今節もフェオレンティーナに3−0と圧勝。
ヒデは不出場。ヒデが出てないので見なかったが、フィオレンティーナは、なんと前半早々(8分と10分)に2人がレッドカードだったらしい。11対9では、サンプの攻撃陣にはどうにもできなかっただろう。サンプのFWフラーキが先制点をあげている。

◆レアル
首位を行くバルセロナを、勝ち点差7で追うレアル・マドリードは、エスパ二ョールとホームで対戦。
リーガ4位のエスパニョールには、スピード感を感じない。
エスパニョールは、エースのタムードが出場停止、左SBのダビド・ガルシアとCBポチェッティーノもケガで欠場とあって守りに大きな穴が空いた状態。
さほど好調とはいえないレアルに対し、ラウルの2点を含む4−0(ラウルの他にジダン、グラヴェセンが得点)で敗れた。前試合ブラジルに帰国してたロナウドもフル出場。レアルは、ルシェンブルゴが就任して6連勝を飾った。
レアルは、ユベントスと対戦するCL決勝トーナメント1回戦(2月22日)まで、オサスナ(13日)、アスレティック・ビルバオ(20日)と、あと2試合を戦う。
この2試合で調整し次第に調子を上げていくことだろう。ユベントスもここにきて下降気味だが、CLの注目の1戦であることに違いはない。

◇タカ、2得点

これを書いたところで、ネット散歩したら、なんと高原が2得点も!したらしい。
代表戦に勢いのつく話だと思うが、これで隆行との先発2トップが決定的か。

海外クラブに在籍している選手にとっては、在籍チームで活躍することが何よりの「仕事」である。仕事をしたタカを喜びたい。
ヤナギもゲームに出て仕事らしい事はしてると思うが、目を見張る結果には至っていない。それにはチームの勝利にキチンと貢献することだ。