累積カードの運命
欧州各国のリーグ戦も佳境を迎えているが、前週に続き、CL準々決勝第2レグが12、13日に開催される。
[CL準々決勝第2レグ] 4月12日(火) (第1レグ) バイエルン・ミュンヘンーチェルシー(2−4チェルシー) インテルーミラン (0−2ミラン) 4月13日(水) ユベントスーリバプール (1−2リバプール) PSVーリヨン (1−1)
・バイエルンは、クラウディオ・ピサロとロイ・マカーイが帰ってくる。
チェルシーは、ウェイン・ブリッジとパウロ・フェレイラの両SB、スコット・パーカーとロッベンが負傷離脱中。それでも○チェルシーの優位は動かないと思うが。
バイエルンが勝ち残ることになれば、ロベルト・コバチ、サリハミジッチ、バラックらが残りカード1枚で次戦欠場となる。
・インテルは、レコパは無理だがアドリアーノが復帰の予定。しかし、ミランが先に1点取れば決まってしまうだろう。
ミランは、マルディーニも太ももの怪我だというが、ガットゥーゾの累積欠場が痛い。それでも○ミランが優位。
今後は、累積カードの扱いが重要になってくるだろう。ネスタ(ミラン)ベロン、ザネッティ(インテル)などはあと1枚で次戦欠場となる。
・リバプールはジェラードが怪我のため欠場。これは痛い。
まずはリバプールに勝利することが前提であるが、ユベントスは、カンナバーロ、テュラムらがあと1枚のカードで次戦欠場となる。リバプールのジェラード不在で○ユベントスが勝ち抜き、準決勝はチェルシーと戦いそうだが、このゲームには注目したい。
・前戦アウェーでドローに持ち込み優位に立つPSVも、コクー、オーイエル、ボンメル、ヨハン・フォーゲルらがあと1枚で次戦欠場となる。
PSVのヒディング監督は、週末のリーグ戦に朴(パク)を欠場させ、怪我の回復に当てたという。
リヨンのル・グエン監督は、このゲームを「クラブ史上最も重要なゲーム」と位置付け戦うという。
自分も○リヨンが是非とも抜け出し、準決勝はミランと戦って欲しいと思っている。