「サディストが裁く」

[その他のJ1第8節のゲーム]
■連戦続く横浜が、川崎Fに敗れ連敗。主力に疲れもあるのだろうが、このGW、7位横浜は踏ん張り時を迎えている。
■いいサッカーをしている昇格組の大宮は、クリスチアーノの2得点で2連勝。旧アビスパの藤本、久永も頑張り、これで前々節までの3連敗の流れを断ち切った。順位も4位と好調。

今季の3位広島と、大宮のサッカーには注目印!

清水東出身の先輩・後輩の戦いとなった新潟ー清水はドロー。得点力が課題の清水であるが、それでも守備陣の安定は上位チーム並み。実は、鹿島、広島に次いで失点が少ない。前節の喜び健太には感動したが、降格圏順位をようやく抜け出した。

私は、清水は、ナビスコのダークホースと思っている。

■浦和ー磐田はドロー。驚くことにどちらも降格圏順位。今季、先が長いのが救いだが、元々力のあるチーム、どちらが先に持ち直すか。

試合後に、ギドは、岡田氏(主審)への不満をブチまけたらしいが、この”権威ある”S級審判のゲームへの関わりはいつも特殊。今に始まったことじゃない。
ギドも、そういう意味では強烈なサディストである岡田氏を相手にした上で、その上で勝ち点を多く奪う戦い方が必要と思うが。

■名古屋ーV東京は、4BKに戻した名古屋がMF本田の初ゴールなど5得点の4連勝で、勝ち点差5の2位。

この日の全ゲームで、ヴェルディだけが11人で戦った。

■広島はC大阪にドロー。選手層が厚くなった今季のセレッソは、ベンチに広山、黒部。
■千葉はガンバに完勝。この日のオシムさんは絶好調(舌好調)であった。

「試合についてはうちの選手は規律よくやったと思います。たぶん選手たちはチェルシーリバプールの試合を見たんでしょう、真似したんだと思います。」
「サッカーは遊びではない。彼らにとっては義務であるわけですから。観客に対してもスポンサーに対しても、そして自分たちにとっても。試合に勝っても負けても、観客が拍手するような時代は終わると思います。ということは観客のほうもプロフェッショナルな目で見ているということです。観客はお金をもらっているわけはなく、払っているわけですから。そういう意味では、やはり応援しているチームが勝つのを見に来ているわけです。少し危険な話ですけど、そういう方向に行っていると思います。」
ACミランPSVの試合でもヒディング監督はブーメにシェフチェンコを抑えるように言ったけど、シェフチェンコに点を取られました。そこですぐに選手を代えました。そういうことが大事だと思います。最後はミスをすれば、私がクビになるわけです。私もミスをしますが、そういう大きなミスはしてないと思います」(オシム監督)

■柏は、アウェーでFC東京に2−0。