衰弱するエルゴラッソ

少し、温かい目で見ようと思っているし、確かに、長い目でこのメディアの行く末を、見守ろうと思っている。そのためにも、しばらく、定期購読も続けたい。

サッカーに関しての、今のスポ新をはじめとしたメディアの体たらくは、尋常ではない。
素人BLOGを越える記事を、殆ど目にできなくなって久しい。元々、彼らには期待していないが、彼らのレベル低下は目を覆うばかりだ。
選手の名前も顔も知らない記者が書いてるのではと思ってしまうスポ○チ、イタリアメディアを留学生程度に通訳させてる”放置”。誠に情けない。
スポ新ネタに一喜一憂する方も中にはいるが、彼らは、巻かれた異臭・刺激臭に毒され、自らの手で撒き散らしているに過ぎない。
メディアのほとんどが、代表がらみ、Jがらみ、地域を取り巻くサッカーの情報と情況つかみなどを、何らやれていない。
心眼のない自分の目で、真に見てないものを書くおぞましさ。

そういう意味では、「エルゴラ」には期待している。
しかし、一定の発行部数を確保するために仕方のないことかも知れないが、最近、エルゴラがつまらなくなってきている。いつやらの時期の「サッカー批評」と同じで、編集方針だけが先走りし、総花的で、タイトルはセンセーショナルだが、内容が的確でなくなってきていると思う。
J1は良く見てないので知らないが、最近のJ2に関する記事のそれら。
中でも、今回は、84号の、第一レグの「ベスト11」見て、愕然としたので、敢えて書きたい。
この人、1ページも割いてるが、おそらくゲームなど見ないで選別したな、と思う。選手へのポイントをまとめ上げると、どれだけ客観的でないかわかっているだろうに。アシスタントの女性に、ポイントだけ電卓ではじかせて選手並べたのだろうが。ちゃんちゃらおかしい。

・外国人2人で勝ち点稼いできた京都の、FW2人を揃って選んでない。
ボランチは、贔屓目に見なくても、アビスパホベルトを選ばないでどうする。
・DFは、リカルドよりもアビスパのアレックスだろう。
・成績みれば、少なくとも、首位チームから3人、2位から2人、3位から2人は入るべき。山形の4人は、選手の活躍は認めるが、ベスト11に4人は多過ぎ。