九州ダービー

orion10142005-07-17

【J2第22節、福岡ー鳥栖

J2はこのゲームが折り返し点。
未だ半ば、とも言える。
今後約2週間の休養期間(立て直し期間)を置いて第3レグがスタートします。
これまで、京都の独走は意外な展開としてもどのチームも昇格の可能性がまだ残っていると言えます。
個人的には、開幕前の予想に反し福岡と山形のもたつきぶりを感じますが、
札幌、甲府鳥栖などの健闘ぶりが印象的でした。
もしかしたら、この日、意地と意地のぶつかり合いをする2チームが同時に昇格する可能性も残されています。
そして、来季片方のチームが昇格した場合にはこの「九州ダービー」もこの日を入れてあと3試合。
そのような感慨を持ってゲームを観戦していました。

さて、決してキレイなサッカーではありませんでしたが、「これこそが”ダービー”!]と言っても良いゲームでした。

1万3千人以上の観客は、決定的なプレーの度に拳を突き上げ、声枯らし、手が痛くなる程の拍手をし。
立ちっ放しのウルトラも、互いにいつも以上に魂込めて全力の応援。
選手たちもその後押しで、持ってる力を出し尽くした熱いゲームだったと思います。

敗れたサガンには残念な結果でした。
しかし、大きな感動を前にすると、己の平凡な文章力では中々に表現できないもどかしさを感じます。

MVPは、アビスパ福岡10番の山形恭平
MIPは、昨季までアビスパの10番を付けていたサガン鳥栖10番の宮原。
宮原の決定的な仕事振りにはこのゲームに賭ける彼の想いが伝わり胸が熱くなりました。

写真館に、昨日の写真の一部をアップしました。