「エルゴラ」雑感

エルゴラには期待している。しばらくは長い目で見ていきたいと思ってる。
それほど覗かないが「携帯版EG」にも加入している。
■視覚的な表紙
さて、プロのデザイナーでも新たに雇ったのだろうか。

このところ表紙のデザインが変わり。ようやくに垢抜けてきた感じがする。
120号は、田中達也の写真がいいバランスでとても良かった。
121号は、表紙の長谷部(レッズ)や俊輔(セルテック)の写真も中々に良い出来とバランスだ。
表紙に掲載されるコラムは一般紙であれば社説の意味もある。
いつも何気に注目して読んでいる。それにしても今回のコラムは字面が小さ過ぎる。
虫眼鏡でも取り出してみないことには読めない。今回も大した内容でないのでデザインとして読み取れということなのだろう。
一体、どうしたものか。
編集者は乱視のテストでもしたいとでも思っているのか。

東アジア選手権総括
韓国戦の評価についてはおそらくどちらにでも書ける。つまり、このゲームの評価には二面性があるからなのだ。

そうであっても、今回の西部氏の「定点観測」は1パターンで読むに値しないし切り口もツマらない。残念ながら原稿料貰って書く内容かと思う。
「中田や俊輔のバックアップ探し」という視点であるが、フランス代表のジダンを引き合いに出し陳腐な切り口で持論を述べているだけで面白さも何もない。誰でもわかっている陳腐な切り口。
彼には、新たな戦力の可能性や伸びしろ、そして展望は見えないことなのだろう。
韓国戦をじっくり振り返る時間がなかったのかも知れないが。
西部氏には期待しているのだが。昨今、読んで面白いのはジェフ絡みだけか。

東アジアに関しては、片方では「最高の結果と大きな収穫」。隣の見開きページに「一部に収穫も、全体的にはダメ出しの大会」。
難しいだろうが、慌てて作る一貫性のなさはなんとか克服して欲しいものだ。
■その他
「居酒屋大邸」の江橋氏のコラムはつまらない駄洒落が多くて見苦しい。また校正時にチェックすべきことだが、変換ミスなのか初めから数箇所の誤字脱字。
それ以外には、ナビスコの特集記事に並んで、フランスリーグの特集は中々に良かった。松井や浩二のことを、いつもこれくらいは扱って欲しいと思う。
今季の海外リーグは例年以上に日本人選手の活躍が注目される。
ヒデもプレミアへ行くようだし、スコットランドリーグの俊輔にも注目。
個人的には、完全移籍のヤナギ以外には、今季は稲本に大注目している。
彼らの現地での息遣いを是非とも載せて欲しいものだ。