欧州サッカー

■CLリーグ、一次リーグ
約50年程前から始まった欧州3大カップの最大にして最高の戦いが今季も始まった。
過去5年間は、ドイツ(01年、バイエルン・ミュンヘン)、スペイン(02年、レアル・マドリード)、イタリア(03年、ACミラン)、ポルトガル(04年、ポルトガル)、イングランド(05年、リバプール)と、欧州各国が巡ぐりに優勝している。
今季の決勝戦は、06年5月17日にフランス・パリで。

一次リーグ、第1戦は9月13日、14日に開催された。
自分は録画も含め、チェルシー(プレミア)ーアンデルデヒト(ベルギー)戦、ブレーメンブンデス)ーバルセロナ(リーガ)戦、ビジャレアル(リーガ)ーマンチェスターU(プレミア)戦などをTV観戦したが、強豪クラブが順当に勝ち点を取った中、レアル・マドリード、FCポルトなどが敗れ出足に躓いた形となった。

バルサチェルシーなどは順調。
ミランはカカが2得点。
途中で退場者を出したアースナルは終了間際のベルカンプのゴールでようやく勝ち点3を奪った。
ユーベはネドヴェドトレセゲの得点で勝ったが、終了間際にヴエイラが2枚目のイエローで退場している。

後半21分から出場したバルサのメッシであるが、彼の今季の運命にも注目したい。
将来のアルゼンチン代表を担って立つだろう彼は、この試合で途中出場しPKを得、結果を出した。
クラブの手違いで今季はリーグ戦に出場できないが、CLにおける彼のモチベーションは普通でないことは確かだ。

■UEFA杯、一次リーグ
かってはフェアーズ杯だったが72年にUEFA杯と名を変えた。一次リーグは80チームがH&Aで戦い、40チームが2次リーグへと進む。
決勝トーナメントは2次リーグで勝ち残った24チームと、CLを敗退したチーム8クラブが参加する。
勝戦は5月10日にオランダ・アイントホーフェンで。

一次リーグには、ヒデ(ボルトン)、小野(フェイエノールト)、浩二(マルセイユ)、高原(ハンブルガーSV)ら、日本人選手が在籍しているチームが出場。
小野は怪我のため欠場したが、日本代表の中軸を担う彼らのチームが出場するUEFA杯も見逃せない大会となった。

公私多忙と寝不足も重なり体調崩し、試合はハイライトでしか見てないが、ロコモティフ・プロブディフ(ブルガリア)戦はヒデのデビュー戦ともなった。
この試合フル出場したヒデは、終了間際にポジショニング良く、ゴール前中央のヘディングで、見事に決勝ゴールをアシストした。
チームでの彼の存在感を増す記念すべき1戦となった。
ヒデの幸先や良し。