「公園のネコ」その2

昨年の今日(10月20日)は、この地方には台風が吹き、随分と被害を受けた。
随分と涼しい秋を迎えているこの年は、渡り鳥の来訪のニュースも聞かれるようになってきた。
自然界は冬の準備を始めている。
鹿児島県出水市のツルの今シーズンの初渡来は10月13日。ちょうど1週間前に第一陣が訪れた。
19日現在、既に110羽が訪れているらしい。
2月までツルの越冬は続くが、今年も1万羽以上のツルたちが訪れることだろう。

出水には、シベリアのダウルスキー自然保護区や、ヒンガンスキー自然保護区から、主にナベヅル、マナヅルたちが数多く訪れるが、昨年は昭和42年以来32年ぶりに、なんとタンチョウツルが一羽だけ発見されている。

ツルは、大変怖がりな動物である。
しかし、公園に棲むネコたちは人間をさほど怖がってはいない。
早朝に、美味しい餌を持ってくる人々に囲まれ棲んでいるからか。
しかし、1家族を除いて逃げ足だけはすばしっこく、そばに寄ってシャッターに収めるのがなかなかに困難である。

↑「キジの長男」くん。オスかどうか確かめてはいないが。

↑「クロの兄弟」。この子らの父親は非常に用心深いクロだ。

↑「シロの旦那」。いつもゆったり堂々としている。

↓昨日は、作業服を着たおじさん達7人ほどが公園の池の掃除をしていた。

■私信

[健太郎さん]への私信

大池公園の木々もだいぶ色づきはじめ、吹く風に秋を感じるこの頃です。
今朝の、宝満山から立ち昇る朝陽は、空気が澄んできたせいか、寝不足の目にはとても眩しく鮮やかなものでした。

博多の夜の街にもツリーなどが目につくようになりましたが、Jリーグも終盤を迎え押し詰まって参りました。
この週末には博多の森も賑わうことでしょう。

それと随分と評判のよいスタジアムらしいですが、お近くのフクアリには参りましたでしょうか。

これから朝晩は冷え込んで参ります。
お身体、ご自愛下さい。