エルゴラの講釈師・武藤さん

エルゴラは、博多にはほぼ2日遅れで到着する。
自分は、携帯サイトでも読めるようにしているので、時間ある時には携帯使って読むのだが。
最近は、小さな文字がヤケに苦しくなっているのと(苦笑)やはり、エルゴラは、サッカー専門新聞として手にしてこその価値だろうと思っている。

今回(157号)は、ナビスコ決勝を制した「祝!ジェフ」記念号といっても良い。
ところで、胸くそ悪くなる三ツ沢の事件のことは記事にしていないが、時間がなかったのか、編集部の配慮なのだろうか。
その、J2関連のページ(12、13ページ)に、見開きで、講釈師・武藤さんが「カズの軌跡」と題して見事なコラムが掲載されている。
武藤さんの滑らかな文章も素晴らしいが、これは中々に構成力(編集力か?)が優れていて、特別寄稿としては立派な仕立てとなっている。カズの写真も良い。

実は、個人的にも、密かにエルゴラへの武藤さん登場を待っていたわけだが、157号にしてようやく念願適うこととなった。
今後とも、日本サッカー界の成り行きをずっと見守ってきた武藤さんの、エルゴラ登場を願いたいものだ。
今回の”講釈”は、カズの「シドニー旅立ちへのエール」のみならず、僭越ながら、武藤さんの着眼と魅力ある文章力が、エルゴラ内でも際立って読者の目を惹きつけることを実証できた。
これは、一見(一読)の価値ありです。