中倉さんのこと

最も敬愛するサッカージャナリストである中倉一志さんは、アビスパサポにとどまらず全国にそのファンが多い。
私の知り合いの方々も中倉さんの記事やコラムを楽しみにする人が多い。
何より、彼の書く文章には、サッカーに対する愛にあふれている。
そして、サッカーに携わる人々への愛にあふれている。
中倉さんは、そういう意味では伝道師のひとりだと私は思う。
三ツ沢では、私たちと同様にご夫妻で観戦されていたが。雰囲気の温かいとても素敵な人柄の人である。日焼けした柔和な顔で練習場へ通いアウェーにも遠征し、女子サッカー高校サッカーまで追っておられる。
さて、アビスパサポーターにとっては、色んな意味で非常に難しい時期。
この「福岡通信」のコラムは、新たなエネルギーと清新な眼差しを取り戻してくれる。
改めて、中倉さんのすさまじいばかりの筆の力を思う。

『過去のシーズンも、そして今シーズンも、ここまでいろんなことがあった。
しかし、J1に昇格することを誓った、あの日の気持ちをもう一度新たにしたい。
そして、あらゆる出来事は、この5試合のためにあったと思いたい。
あともう一歩。
駆け抜けられないはずはない。』(福岡通信)