大阪興行

ようやく日本代表対ブルガリア戦の録画を見ました。
以下、簡単に雑感。

[不安定なDF陣]
川口、中澤らDFの要の選手たちの調子が余り良くないのが目につきました。
彼らは、周りの選手との連携ややり取りでリズムを戻すタイプとは思うのでそれほど心配していませんが、少し目に見えぬ疲れがあるのかも知れません。
それにしてもGK川口の不安定さは気になります。

[必死さが漂うFW陣]
前線の選手たちは残り2試合に生き残りを賭けて、必死さが運動量に現れていました。
FW玉田などは自チームでのリーグ戦の何倍もモチベーションが高くチームに溶け込んでいるし、今日のデキならジーコは彼の当確を確信したように思いますが。
それにしてもFW巻の運動量と必死さは、尋常でないし清々しい。

[うまい選手たち]
遠藤、小笠原、小野、阿部(当時は彼もメンバー入りしていた)のナイジェリアユース組4人を揃えた後半の中盤は、本当にうまい選手たちの組み合わせでした。

これに”強い”DFを後ろに置き、”速い”FWを組み合わせることが、世界と戦えるあるべき代表チームになるものと予想がつきます。
2010年には是非。

全体としてはチームとしての意図が読み取れない、あいまいな戦い方をしていた印象でした。
一番の収穫は、小野伸二がようやくキレを取り戻しつつあるということでしょうか。
最後に、村井の怪我が大事に至らないことを祈っています。