「台無し」

[CL決勝、アースナルーバルセロナ]:スタッド・ドゥ・フランス
CL決勝は、大きなゲームの笛を吹くには主審が不安定で(審判のことをとやかく言っても始まらないのですが)実にもったいないゲームになったと思います。
前半18分、アースナルGKレーマンへの判定はいきなりのレッドカードでなく、できればあれは流し「バルサの得点を認めた上でレーマンへのイエロー」で済ませて欲しかったと思います。
”厳密”に判定すると瞬間的には確かにレッドなのかも知れませんが。
ゲームには流れがあるわけですし、大舞台に立つ主審なら、少なくとも自分の判定がその重要な流れを断ち切ることも自覚すべきでしょう。(家○氏ならともかくw)
アースナルも最後まで10人で良く戦ったとは思いますが。
好チーム同士の対戦であっただけに、最後まで両監督が用意したプラン通りに11人で戦って欲しいと思いました。
オフサイドの件も含めて、そういう意味では折角の年に一度の楽しみを主審が台無しにしたわけです。
いずれにしてもバルサが来てもアースナルが来ても、この2チームのうちの一つなら、日本で開催されるWCクラブ選手権を観戦したいという欲求を持っていたので、年末に上京する楽しみが増えました。
主審のことを別にすれば、バルサの選手層の厚さがものをいったゲームでした。
個人的には、ゲーム後に、アンリが相手チームの選手たちを称える姿には改めて感銘を受けました。