車中の時間ツブし

仕事で大阪へ行く。
新幹線の往復の時間、日ごろの睡眠不足を解消する時間以外に、多くの雑誌、新聞を手にして乗り込んだ。

サッカーダイジェスト」では、「猛将の着眼点」と題してジョゼ・モウリーニョが今大会のWCについて語る連載が始まった。
サッカーマガジン」は、反町さんの対ブラジルの戦術的分析が面白かった。

しばらく手にしないでいたが、最近の両誌が面白いのは何もWCが近づいているからばかりではない。
期待はしてるものの最近の「エルゴラ」の記事には実は不満が多い。熟読すべきコーナーが次第になくなってきた。その点、両誌の頑張りにはサッカー好きとしては敬意を表したい。

「ナンバー」7月13日号はWC特集で、日本が対戦する3カ国でサッカー体験を持つカズとヒデの対談が今回の目玉である。

スポ新は3部を目にしたが、ネット以上の情報は見当たらなかった。それより日本経済新聞・吉田記者のマルタ戦についての総括的記事は目についた。

『やはり、右足太ももの痛みで欠場した柳沢の穴は大きいのかもしれない。柳沢がいれば、ほんのちょっとしたプレーで攻めにアクセントを付けられる。DFのギャップを見逃さず、小さなスペースにすっと出てパスを受ける。ダイレクトでさばいて周囲を生かす。どこでどう動けばチームにとって有効かという判断が速く、組織を円滑に動かすための潤滑油になれる。』
『高原が2得点したドイツ戦でも、柳沢の多彩な動きがなければ、あれほど攻めはうまく流れなかった。三月末に足指を骨折したにもかかわらず、ジーコ監督が召集にこだわったのは理解できる。』(6月6日日経、吉田誠一記者)

ヤナギも太ももの怪我もだいぶ癒えているようである。
ネットでも紹介されていたが、朝日新聞は、オシムさんの共同インタビュー記事が興味深かった。

「豪州に良い印象を持っている。」
「オランダー豪州戦を見ると、何の差もない。ユニホームを交換したら、どっちがどっちかわからないほどだ。」

オシムさんは、他のところでのインタビューで、「クロアチアは日本に勝つ確立がかなり高い」とも言っていたw
最近、オシムさんの扱われ方は、トルシエの時の「ジーコのコメント」のような扱いの雰囲気がw 南アは、ご本人の体調さえ許せるなら・・・。