戦い終えて

4年間の壮大な実験は終了した。
相次ぐ親善試合という名の協会興行を核に据えた「代表チーム」というカテゴリーは、今後もこのままの状態で生きながらえる訳では決してない。

3大会連続出場のヒデを始めWC予選や本大会に参加した選手たちにはこころからお疲れ様とねぎらいたい。
彼らは武器を捨て素手でもって本当に良く戦った。

そして、選手たちを素っ裸にして戦おうとしたジーコや、そのジーコを表舞台に引き釣り出した川淵氏にもお疲れさまと言いたい。

現在私が川淵氏に望む唯一のことは、今晩のうちに何も語らず潔く身を引くことである。

そして、この大会はもう少し続くのだ。