この大会の注目チーム

ドイツWCのグループリーグも3戦目を迎え、架橋に入ってきた。
日本代表チームのことは別にして。この大会はサッカー大国が順調に勝ち点を伸ばしているが。
その中で注目するチームを取り上げたい。
■勝ち上がれスイス代表
個人的にはアルゼンチン代表の若い選手たちに目を奪われながらも、スイス代表チームとスウエーデン代表チームを追っている。
中でもスイス代表の組織力は日本チームが参考にできるような戦い方をしている。
欧州予選の頃から注目していたが、この本大会もグループGで1勝1分と今のところ無失点でゲームを重ねている。
23日に韓国代表と3戦目のゲームをするが、ドロー以上でベスト16進出となる。このゲームは注目すべき一大決戦である。

■手強いスウェーデン代表
スウェーデン代表は、「チームの活動期間が長く、機械のように自動的でスムースな動きをする。その分、予測しやすいが、身体的強さと速さがあり。実に手強いチームだ。」(FIFA技術委員オジェック氏談)と魅力的なチーム。この大会も因縁相手との長く続く不敗神話を継続し、イングランド代表に負けなかった。
決勝トーナメントを開催国ドイツ代表と戦うが、好ゲームになることは間違いない。
もちろんスウェーデン代表に肩入れしてTV観戦しようと思う。

■メキシコ代表
その他には、決勝トーナメント進出が決まったメキシコ代表チームも中々に興味深いチームである。アルゼンチン人のリカルド・ラボルペ監督が率いるメキシコ代表は、思い切った世代交代とともにメキシコにアルゼンチンサッカーを根付かせた。いつでも彼らの戦い方は見るものを惹きつけて止まない。
若い世代を育成して好チームに仕上げていく様は、トルシエのやり方にも似ている。
絶好調のポルトガル戦は、主将マルケスを最終ラインの前に置き徹底して「攻め」の布陣で戦った。
残念ながらグループDのトップ通過はならなかったが、彼らのパス回しと疲れを知らない運動性はサッカーの奥深さを教えてくれる。
決勝トーナメントは、注目のアルゼンチーナと対戦するが。このゲームも歴史に残るゲームになりそうな気がする。