「グッバイ川淵さん!」

昨日(7月21日)オシムさんの日本代表監督就任の発表が行われました。

提灯記事
この4年間の代表チームの総括や惨敗したWCの総括について論じると、あらゆる問題が彼に帰結すると思われる我が日本サッカー協会会長の功罪。
川淵氏へのある種のアピールはおそらく昨日までが”ひとつの期限”であったように思っています。
これまでこちらで「新しい舞台を用意する前に」というタイトルでいくつかの考察を行いつつも、個人的にもこの日までのメディアの動向には普段以上に目を配ってきたつもりです。
が、しかしながら「提灯記事」しか書けないスポ新や大新聞は論外としても、本質的な問題に触れているのはサカダイなどの一部のサッカー専門誌位で、期待しているエルゴラッソを始めそれを取り巻く多くのプロのサッカージャーナリストの反応は驚くほど矮小で本質を捉えたものではありませんでした。
これは極めて残念で異常な事態であると思っています。
川淵会長の腰巾着にしか過ぎない増島女史のようなライターは問題外としてw*1

何を彼らは一体恐れているのか。
何が怖いのか。

これまでの彼らの姿勢を見ると、サッカーについては門外漢の週刊ポスト週刊文春の書き捨てネタの方がまだマシと言えるほどのものでした。
■もう遅いのか
オシムさんの船出とともに、おそらく協会内部には突き上げるようなエネルギーはもはや失われ(最初から無いのだが)今後川淵氏が解任されることは太陽が西から昇らない限り、無いものと思っています。
後は彼の辞任しかない訳ですが、それが叶わぬとしても(メディアがアテにならない限り。)*2何らかの形で声無き声の意思表示をするべきではないかと。
次のオシムさんの船出のゲームは聖地国立競技場。
もちろんこのままでは、川淵氏の目を汚すようなことが当日に起こらないとも限らないのですが。
■声無き声の意思表示

●会長就任以来、独断専行の川淵氏に、何らかの「意思表示を!」
●晩節を汚そうとしている川淵氏に、何らかの「意思表示を!」
●自ら創設に奔走したはずのJクラブの中の名門の一つを無視し混乱させた川淵氏に、何らかの「意思表示を!」
●配下組織の提言を無視し、ビジョン無き代表チームとした結果責任さえ取ろうとしない川淵氏に、何らかの「意思表示を!」
●本来あるべき代表チーム強化を”興業”化し、集金ゲームとしている川淵氏に「意思表示を!」
●サッカーを食い物にする大手広告代理店を益々助長させる*3川渕氏に「意思表示を!」
●圧力と恫喝でモノ言わせぬ取り巻き社会を作ろうとしている川渕氏に「意思表示を!」
●自らの小遣い稼ぎの為に個人事務所を使い公私混同している川淵氏に「意思表示を!」
●誰が考えても代表監督の器でない私のジーコを神棚から引き釣り降ろし、晒し者にした川淵氏に「意思表示を!」

上のバナーは、海外在住のサッカー仲間の友人が製作したものですが。「意思表示」としてお使い頂いて結構です。

フラッシュ版「Good Bye 川淵さん」

*1:実際以前にも増島女史は、とある海外のホテルで胴回りの大きな川淵氏の腰に手を回しいかにも親しげに写真に写ってたことがある。彼女は川淵氏に絡むあらゆる場面でマスコミメディアの記者を仕切ってるとの話もあり。これは事実。

*2:それにしてもエルゴラには正直ガッカリした。次の切り替えから購読は止めます。ホントに彼らは素人のままだし、当方で勝手に願っていた協会さえリスペクトするようなサッカー界におけるステータス作りも無理。それと、今の彼らにはジャーナリストとしての誇りなんてものはない。相当時間経った後に「公開質問状」などというものを出したり、飯塚健司氏の始末に終えないコラムでお茶を濁している時点で終わってる。

*3:彼の娘婿らしい方が某大手広告代理店勤務という週刊誌ネタも。書き始めるとこの手の話しは気分が悪くなるほど続くのであるが。サッカー界では金正日並みの権力を有する川淵氏の周辺が異臭漂う状態であることは間違いないところ。