未来あるチーム

U−21の中国戦は、サッカー的に相手が志低いチームで、いかにもどうかしてるプレーが多くヒヤヒヤしつつ見る。
若い日本の選手たちはいずれも玉際に強く、しかもクラブにいる時以上に集中力が高い選手ばかりで、これから先良いチームになりそうな気がする。
DF陣の能力の高さは経験さえ積めば現在の代表チームのレギュラーを近いうちに抜く事だろう。
鹿島の増田などは自分のチームにいるよりも実に居心地が良さそうである。
それはそうだ。鹿島には本田や苔口、梶山のような生きの良い運動性のある選手が今は少ない。
アビスパ中村北斗は彼なりに良くやっていたが守備面で少し課題が残った。
たぶん北斗は疲れている。
チームの主力が大幅に欠けた前節ではボランチを任され、中央でゲームメイクしながらも全力のフリーランニングで8月以来のJ1、4ゴール目でした。
誰より気持ちの強い彼の魂は今は地元のチームにある。誰よりも一番に残留したいと思っているはずだ。
さて、この未来あるチームはジェフ、レッズ、ガンバの連合軍である現在の代表チームを追い越し追い抜き、おそらく北京五輪が終われば彼らの方が主役を演じることになろう。
更に下の世代には内田と梅崎らがいる。
できればこちらのチームをオシムさんに任せてみたいと思った。
この日は、楽なサイドを任されたこともあるが本田が優れて能力の高さを見せ付けた。トップに立つ日も近い。