反町の限界

U−21代表が出場しているアジア大会の敗退が決定した。
この大会はもともと最初から”経験を積む”という目的であったのならともかく、他国を甘く見る訳ではないがこの代表チームがこの大会でベスト8進出を果たせないことは「敗北」以外の何者でもない。
地元チームが入替え戦ウィークに入っている為余り集中して見なかったが、この結果はすべて監督である反町氏に責任がある。
以前から危惧していたが彼の限界が露呈しているように思う。
彼がもともと駄目であるということでなく反町氏が代表監督を務めるのは未だ早過ぎるのではないか。
北斗の怪我もあり彼には良い印象を抱いてないことは正直なところであるが。
普段持ちなれていない旬の野菜や新鮮魚介類をじょうずにさばくだけの腕が彼には未だないのだろう。もちろん見事な腕さばきの職人になるには失敗や労苦の経験が必要であることも確か。
シーズン後半の重要な時期であることを鑑みても、事前の3カ国対抗戦も含めて昨今は材料となるべき選手たちが可哀想に思う。
反町氏はもちろん将来その立ち場を務めるべき人材ではあると思うが、このところの選手選抜やチームマネージメントを見ると、今は彼には荷が重いように思う。
代表監督はクラブの監督とは全く違った位相の仕事である。銀座の一等地に店を構えたとしても、理論だけが選考し腕なしの職人には固定客もつかなくなる。
行き場のない無職であるなら、彼にはもう少しオシムさんの元でコーチ修行をさせたらどうだろう。