2度目の降格

ゲーム後に遅くまで多くのサッカー仲間たちと語り合ってようやく落ち着いた。しかし一日経っても気持ちの整理はつかない。
今日は午後に少し時間あったので博多の森へ出かけた。
昨日とはうって変わってのどかな天気の中、そこに歓声も悲鳴もなかった。スタジアムは静かにたたずむばかりであった。
さて、現実は受け止めなければならない。
攻めは単調で連動も組織も失っていたが、選手たちは力の限り本当によくやった。最後の10分位は全てのサポーターが渾身の力で魂を送り続けた。
しかし、クラブに前向きな推進力が不足していたようにチームには力が足りなかった。
クラブ側も反省の弁を述べるだけでなく冷静な今季の総括なしには新たな年は迎えられないはずである。
天皇杯は残っているが、今季の総括めいたことと今後の課題について自分なりに書いていこうと思う。
■堕落したマスコミ

今朝の「朝日」は今頃になって今季の迷走ぶりを振り返っているが、後だしジャンケンと同じ。コラムには今更何の意義も何の意味もない。しかも内容は素人ブロガーのネタ以上のものはない。
彼らの中には話しの通じる方も確かにいるし敬愛する方もいらっしゃる。
が、ほとんどのマスコミ人は総じて今季のクラブの迷走に加担した。
中断期間中に起きたこと、強化部長のていたらくを含め彼らはライブ感覚で敢えて無視を決め込んできた。
チームを破壊し食い物にしたチーム統括を追放したのは、クラブのトップでも良心的なジャーナリズムでもない。
サッカージャーナリズムに於いては地方に限らず中央についても同類の問題を抱えているが、クラブの問題点や課題を追求し、直接対峙し問題提議したのもジャーナリズムではなかった。
地元ジャーナリズムであれば客観的な視点で地元クラブの問題・課題について勇気と気概を持って問題に取り組むべきであるが、チーム統括がいる間彼らはチキンであり続けた。