Tさんへの手紙

恩ある方の葬儀など重なり公私共に多忙故、「クラブ改革」についてのは後日改めて続けたい。
■Tさんへの手紙

Tさんこんにちは!
埼玉の天皇杯には観戦に行く予定にしていますが、リーグ戦がようやく終わりました。

長かったような、短かったような。今季が良いシーズンだったのかどうかは結果を見れば明らかですが。
しかしこれまでにない意味のある一年だったようにも思います。
もちろん個人的にも今季に賭けていただけに忸怩たる思いはあります。

結果は残念でしたが。新たな旅立ちとして考えると少しは前向きにもなれます。
サッカー仲間でもある友人は、来季こそが「アビスパ元年」だと申しておりました。
成るほどそう思いますが。そうできるかどうかは我々サポーターの意識や立ち振る舞い、個々の支援にかかっているようにも思います。

ところで、入替え戦におけるスタジアムでの応援はとても素晴らしかったです。
選手たちもそれに応えるべく全力振り絞って戦っていました。

チーム戦術がどうとか、布陣がどうとか、先発や交代がどうだったかやまさにそれらを超越した戦いでした。
あのようなゲームが見れたこと。そして最後になって選手たちと一緒に戦えたことは、何ものにも代え難いものです。
残留は果たせませんでしたが将来に活きる戦いでした。

クラブ体制は未だまだ脆弱ですが、これからは色んな意味で多くのことを深く考え、自分たちでできることを自らが行動し、温かくまたある時は厳しくサポートすることが大事になってくるように思っています。
大切なのは一人ひとりが成熟へと向かうことでしょうか。

来季が素晴らしい12周年になることをこころから願っています。
懸命のサポート、お疲れ様でした。

それでは、Tさんの益々のご健勝を祈っています。