真打登場

代表メンバー発表
オシムジャパンの代表選考には、実はずっと物足り無さを感じていた。
中澤祐二(横浜Fマリノス)がそのメンバーに入っていなかったからだ。
本人の口から「代表引退」の発言もあったらしいがまだ老け込むのは早いし、むしろオシムサッカーを体現することで彼自身にも大きな刺激となり新たな成長の機会を得るようにわたしは思う。
彼自身も先進的でしっかりとした戦術家の元で仕事をしたい筈である。

「ワールドカップが終わって、自分の中では、代表のユニホームは一度は心の奥底にしまいました。しかし、今回、オシム監督が必要として呼んでくれているのであれば、もう一度そのユニホームを取り出そうと思います。選ばれたからには、有意義な合宿になるよう、一生懸命がんばります」(選出後の中澤・談)

中澤を選んでくれたオシムさん、そして再び日本の最前線に立つ気概を持ってくれた中澤本人には心からのエールを送りたい。
■相馬と藤本がアレックスの後釜
日本サッカー協会は、千葉県内で15日から行う今年最初の日本代表候補合宿に参加する28選手を発表。
橋本(G大阪)、川島(川崎)、矢野(新潟)らサプライズメンバー以外に、06WCの中心メンバー中澤祐二が選ばれ、また海外移籍したアレックス(三都主)の後継候補として相馬、藤本淳吾ら将来性ある選手たちが選出された。