ユ-スケと前線の運動量
[J2第2節、福岡ー山形]:博多の森球技場
Jリーグ開幕の狭間に欧州CL決勝トーナメント、AFC・CLとサッカー好きには嬉しい季節が到来している。
「なでしこ」のWC予選プレーオフにそして明朝はクラシコ。
さて。
Jリーグ第2節ホーム開幕戦はあいにくの雨模様。
事前の天気予報と違って気温も上がらず冷気の中の一戦となった。
しかしピッチ上は熱く、前半は山形がうまくゲームを運び、後半は福岡が激しい運動量で攻め立て面白いゲームとなった。
結果はドローであったがドン引き状態の相手チームに果敢に挑み続けた攻撃性。数多くのチャンスメイクとピッチ上で見せた攻撃性は選手たちの強い戦う意思を感じるものであった。
福岡にDF面の問題や序盤の入り方など、課題は多いがゲーム終了のホイッスルが鳴るまで走り続けたスピードと衰えない運動量は称賛したい。
中でも田中佑昌は昨年とは比較にならない成長を遂げている。後は自分で決めるという強い意志さえ取り戻せば。
それでもユースケは現在の福岡のダイナモである。
ゲームの流れはこちら。
リティの攻撃性の進化は続いているが、樋口さんは生真面目な良いチームを作ろうとしている。
福岡 山形 得点 1 1 豊田(前半29分)、アレックス(後半44分) シュート 5 6
次節はゲームなし。怪我の誠史もそろそろ復帰。
空いた10日間でリティはDFラインの再整備とともにチェッコリ⇔誠史⇔アレックスの最強ラインを仕上げなければなるまい。