若手のチェック

[J2第11節、福岡ーC大阪]:4月25日、博多の森球技場
C大阪戦は博多の森のメインスタンドの貴賓席に、3人の代表スタッフが来ていた。
24日まで広島でトレーニングキャンプを行っていたU−20の吉田監督、北京五輪の最終予選進出が決まったU−23の井原コーチ、それと日本代表の大熊コーチの3人。
お目当てはC大阪の10代の若手選手と、福岡の田中佑昌ら若手の状態か。
井原コーチはハーフタイムに柳楽、城後の挨拶を受けた後、中村北斗と話し込んでいた。
照明に映える美しい博多の森のピッチの上では、C大阪の中山や17歳FW柿谷がその3人の目をひき付ける活躍を見せた。
ゲームは”活きの良い”C大阪の若手の豊富な運動量に、受け身に立った福岡が苦戦。リンコンと林、両FWのゴールでなんとかドローに。連戦が続くこの日の福岡の運動量の少なさはC大阪に比べても目を覆うような状態。
そろそろ城後や本田ら将来性ある若手を使う時期に来ていると見た。U−18日本代表の鈴木惇君もいる。
都並氏のチーム作りはまだ道半ば。選手たちの戦術的意図の徹底振りを見るにつけ、シーズン後半には昇格争いに必ず頭角を現すものと思った。
ゲームの流れはこちら

少し画像が暗いのですが、後段左から大熊コーチ、吉田監督、井原コーチ。